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2023-08-04

ALOHA!

ハワイ1の手帳好き、ジャーナリング研究家のティオです♪

 

 

今回は、頭の中で同じことを何回も考えたり悩んだりして「ツライ…」と感じる時に、おススメなノート術をご紹介します。

 

 

 

 

以前のわたしは「悩むこと、趣味ですか?」というくらい、習慣のようにモヤモヤを持ち続けていた時期もありました。

 

 

そのような状態だと、やっぱり心身にも良くないですよね。それについて考えることで、よい結果や解決法が生まれるのであれば、もちろん悩む時期、考える時間も必要でしょう。だけど、同じところでいつまでも足踏みをした状態だと、解決どころか本来の悩みを自分の中で勝手に大きくしてしまうというマイナス面もあります。

 

 

過去のこと、未来への不安、人間関係、お金、健康のこと…悩む内容は様々ですが、最近同じことで悩んでるな、考えすぎて辛いな、ということがあれば、参考になると嬉しいです。

 

 

今回は、考えすぎているとき、ノートに書いてみて頂きたいこと3つをご紹介します。

 

 

ただただ今悩んでいること・考えていることを書き出す

 

 

いわゆるジャーナリングですね。今すぐの解決を求めず、自分の中にあるモヤモヤを全て紙の上に書き出します。「あ~なんかムカつく!」「なんでか分からんけど…」なんていう、まとまらない言葉もそのまま書き出します。これは、自分の内側にあるエネルギーを外に出す作業をしていることにもなり、その問題自体が解決をしていないとしてもスッキリとする気持ちを味わうことができます。

 

 

あなたも経験ないですか?誰かに話を聞いてもらっただけで、なんだかさっきよりもココロが軽くなったという経験。それは【話す】という行為を通じて自分の中にあるモヤモヤを言葉にし、外へと出しています。

 

 

同じように、【書く】という行為を通じてモヤモヤや悩みを言語化し、外へと一度出すことで、以前よりも悩みが小さく感じられるようになります。

 

 

その悩み、自分のコントロール内?コントロール外?

 

 

私もそうでしたが、自分ではどうしようもないことで悩み、ココロをすり減らしていたことがあります。具体的にいうと、相手の言動や気持ちなどが、よく言われる【コントロールできないこと】です。相手にどう思われるか、相手が自分にしてくることは、こちらからは決められませんよね。逆にコントロールできることと言えば、自分がどのような言動をとるか、といったことです。コントロールできないものをコントロールしようとすることで、悩みが大きくなります。「執着」とも言われますね。

 

 

人間関係以外でも、例えば仕事で頑張ってきたことへの【結果】も、その一つだと感じます。精一杯やってきた。あとは神のみぞ知る、と祈ったことは何度もあります。その結果、思った通りにいかなかったことも数多くありますが、このコントロール内かコントロール外なのかの境界線を知っていると、思い通りにならなかった時にも、必要以上に落ち込むことが少なくなりました。

 

 

「なにが自分にとってのコントロール内で、なにがコントロール外なのかいまいち分からない!」というときは、紙の中心に大きな丸をひとつ書いてみましょう。

 

 

そしてノートの端のほうに、悩んでいること・言われてイヤだったこと・できごと・心配や不安ごと、全て書き出していきます。そこから丸のなかに「自分でコントロールできる(できた)こと」を書き、丸の外に「自分でコントロールできない(できなかった)こと」を書きます。未来への不安があるとすると、その結果はコントロールできないけれど、そのためにできること、やるべきことはコントロールできますよね。そのように、丸の中に書いていることに意識を向ける練習をします。

 

 

するとだんだん丸の外に書いたことは「自分にはどうすることもできない」という、ある意味よい諦めのようなものが出てきます。この書き方は、特におススメです!

 

 

自分にとっての最悪の状態になった…で、どうする?

 

 

最後は、その悩み・心配や不安ごとが実際に起きたとして、「じゃあ、どうする!?」を書き出すという、ちょっと荒いのですが(笑)、一度、最悪の状況の対処法を考えたのだから、今はそっと離れておこう、とも思わせてくれるノートの書き方です。

 

 

例えば「今日も自分の意見や考えを言えなかった。本当は○○さんと考えていることは違うんだけど、嫌われたくないし、微妙な雰囲気を避けるために、いつも○○さんの考えに賛同している自分がいる」と、モヤモヤしているとしましょう。その場合、この方にとっての避けたい状況は、○○さんとの間に亀裂が入ること、嫌われること、ですよね。もし仮に、そのような事が起きた場合、どのような選択があるかを考えて書き出してみます。

 

 

・考えが異なるだけで亀裂が入るなら、それまでの仲なのかもしれない。無理に一緒にいることもないな。

・伝え方が一方的だったかもしれないから、相手の意見を尊重しながら自分の意見も伝えてみよう。

・そもそも○○さんが言うことに正直いつも疑問を感じていたんだ。家に帰るとすごく疲れている自分がいる。合わないのかも。

 

 

これはほんの一例ですが、このように「自分がそうなったらイヤだな」という状況をあえて考え、書き出してみることで見えてくるものもあります。自分が自然体でいられない関係だとしたら、それは続ける必要があるのだろうか…そんな気持ちも芽生えるかもしれませんね。

 

 

書き出すことで、「そうなってしまった時の対処法を書いておいて一度手放す」という効果の他、そもそもその問題は長時間悩むに値するのか、ということも浮き出てきます。

 

 

ただ、よく言われている事ですが「心配事の90%は起こらない」という言葉を頭のすみに置いておくとも、いいかもしれませんね。私は同じことで悩んでいると気付いたとき、この言葉をいつも思い出します。するとそれだけで、ココロがスッと軽くなります。

 

 

さて今回は、同じことで何度もモヤモヤしている時に書き出してみてほしいことをご紹介しました。どれかひとつでも良いので、試してみて下さい。書き出すことで、あなたのモヤモヤが少しでも軽くなりますように!

 

 

最後まで読んで下さり、MAHALO!!

 

 

 

 

ハワイ1の手帳好き、ジャーナリング研究家

ティオ

この記事のライター

手帳&ジャーナリング研究家

ティオひろこ

「自分に厳しい頑張り屋さんが、自分にALOHA(愛)を持てる手帳・ノート術」をハワイから発信中。 自身もジャーナリングにより長年のストレスを減らし、薬に頼らず無排卵月経&過敏性腸症候群を克服。 その経験をもとに、ジャーナリングの素晴らしさをハワイの風とともに広げていくことをミッションとし、今日も手帳とノートを書いている。
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