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2023-08-12

こんにちは。

栄養士カウンセラー秋吉香里です。

 

 

 

 

ビールがおいしい季節。皆様は何をおつまみにしていますか?

 

 

✅夏バテ防止

✅アンチエイジング

✅ダイエット

✅健康

 

 

すべてを考えたおつまみが食べたい!そうなると重要なのは適度なたんぱく質とビタミンミネラルが必要になります。飲んだ後のラーメンや、お茶漬けはおいしいですし、揚げ物などもおいしいです。

 

 

しかし、健康やダイエット的に考えている方にとってはおつまみといえど食材や食べ方も考えたい。そしてまだまだ暑いのでなるべく調理をする時間を短くするという工夫もしたいところ。

 

 

そんな時に良い身体に優しくい、夏の簡単おつまみ3選!をご紹介します。

 

 

 

【お手軽おつまみ3選】

①厚揚げさっぱりネギタレかけ

②やみつき枝豆の中華風

③セロリのきんぴら

 

 

作り方の前に、材料の栄養素のことを少しお話します。

 

 

厚揚げの栄養価は意外と高い

大豆は高タンパク質食材で、ビタミンB群、E、葉酸などの各種ビタミン類、カルシウムや鉄などのミネラルなど、多くの栄養素が含まれています。

 

 

厚揚げは「木綿豆腐」を水切りしてから、高温で揚げたものです。

・豆乳ににがりを加えてそのまま固めたものが「絹ごし豆腐」

・絹ごし豆腐に重しを乗せ、水分を抜いて凝縮させたものが「木綿豆腐」

・さらに水気を切って揚げたものが「厚揚げ豆腐」

となります。

 

 

水気を切った分だけ、栄養素が凝縮され、

絹ごし豆腐 < 木綿豆腐 < 厚揚げ豆腐

のように栄養価が高くなると言われております。

(厚揚げの脂質は木綿豆腐と比較すると脂質は約2.7倍と高めですが、タンパク質は約1.6倍、カルシウムは2倍以上、鉄は約4.3倍も含まれる)

 

 

枝豆の栄養素

枝豆は未成熟の状態で収穫された大豆。実際には品種は分かれていますが、完熟すると大豆になります。栄養学の観点ですと枝豆は野菜類に分類されます。しかし、「野菜」として分類されていてもほかの野菜よりはタンパク質は多いです。肉や魚などの動物性のたんぱく質に比べて脂肪は少なく、高たんぱくなのにヘルシーな食材でもあります。

 

 

また、女性の強い味方!である「イソフラボン」も豊富です。イソフラボンは枝豆の胚芽部分に多く含まれているポリフェノールの一種で、体内で女性ホルモンに似た働きをして肌の張り、つやを給ったり、しわやたるみを改善したりする美肌効果があります。イソフラボンはゆらぎ世代の更年期症状を和らげる効果があることも有名です。

 

 

さらに、肝臓の機能をつかさどるアミノ酸「メチオニン」もほかの野菜よりダントツに含有量が多いです。肝臓でアルコールが分解されるときに欠かせない成分で二日酔いの薬にふくまれていることもあるくらいです。定番の「ビールに枝豆」も理にかなった組み合わせとなります^^

 

 

セロリの期待できる効果とは?

βカロテンセロリの葉に多く含まれています。抗菌作用、老化やがん予防、疲労回復効果、抗酸化作用、シミやしわ防止などの美肌効果などあります。

 

 

葉っぱはビタミンB1,B2が多く含まれ、食物繊維も多いです。セロリ独特の香りは「アピイン」や「セネリン」という栄養素からできています。精神を落ち着かせる鎮静効果があり、イライラや頭痛を和らげる効果もあるとか。

 

 

セロリはその独特の香りがあるため、苦手という人もいるかもしれません。香りを和らげるには、切った後、水にさらしてから油を使って調理すると食べやすくなります。(筋が苦手な方には・・コストコのセロリは筋が少ないようです。)

 

 

では早速おつまみ3選の作り方に参りましょう^^

 

 

メニュー1:厚揚げさっぱりネギタレかけ

 

 

【材料】

厚揚げ2丁(300g)

ごま油 適量

※刻みネギ 大2(ネギは多めの方が美味しいですがお好みの量で)

※醤油、酢 各大1(またはポン酢大2)

※お好みでラー油 目安大1

 

☆厚揚げ下処理

油抜きをすることで味が染み込みやすくなり、ダイエット的にも余分は脂を落とせます。

 

・鍋でやる場合

①鍋に湯を沸かして、厚揚げを1〜2分湯通しして油抜きをする。

②キッチンペーパーで水分を拭き取る

 

・レンジでやる場合

①耐熱皿の上に、水を含ませたキッチンペーパーを敷いて

厚揚げを包む。

②ラップをせずにレンジで600Wで1分温める

③レンジから出したら厚揚げの水分をキッチンペーパーで拭き取る。

 

 

【作り方】

①※を混ぜ合わせておく

 

②厚揚げを食べやすい大きさに切る

 

③ごま油をフライパンに入れて熱し、厚揚げの表面をこんがり焼く。

 

④最後に①をまわしかける

 

 

メニュー2:やみつき枝豆の中華風

 

 

【材料】

冷凍枝豆(生を茹でたものでも可) 一掴み

ごま油 大1

ニンニクチューブ 適量

鶏がらスープの素 小さじ1/2

 

 

【作り方】

①冷凍枝豆を水で戻す

 

②フライパンにごま油をひいいて①を炒める。

 

③ニンニクチューブと鶏がらスープの素を入れて出来上がり。

 

 

メニュー3:セロリのきんぴら

 

 

【材料】

セロリ 1本

ニンニクチューブ 適量

ごま油  大1

酒    大1/2

みりん  大1/2

醤油   大1/2

すりごま  適量

お好みで唐辛子の輪切り

 

 

【作り方】

①セロリを洗い、斜めに削ぎ切りにする(筋が嫌な方は筋も取る)。葉はザク切りにする。

 

②フライパンにごま油とニンニクを入れて香りを出す。セロリの茎を先に入れて、しんなりしてきたら葉を加える。(唐辛子を入れる場合はここで一緒に入れる。)

 

③調味料を順番に入れて炒める。すりごまを入れて混ぜる。

 

 

おわりに

猛暑の夏、身体に優しいおつまみでアルコールを楽しまれてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

栄養士カウンセラー

秋吉 香里

 

この記事のライター

森 絵理

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