2023-11-27
自分取り扱い専門家のNARUEです。
今年もあっという間に年末の気配が近づいてきましたね。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は、この時期からクリスマスプレゼントの準備やパーティーの計画など忙しくなってくるのではないでしょうか?冬休みともなればただでさえ、忙しい年末・・・子育てに追われ、多くのママたちは疲労感やストレスもたまりやすい時期ですよね。
子育てのゴールは18年間と言われています。秋に私の娘は6歳を迎え、第一ステージの子育てのゴールを駆け抜けホッとしました。振り返ってみれば、大変と思うこともなくはなかったですが、気づけば楽しく初めての子育て6年を迎えていました。
私は、幸運なことに妊娠前に自分の人生を生きやすくするにはどうしたらいいか?と向き合う時期があり、自分を取り扱う心理学を通して、本質的な子育てを学んでから子育てに挑むことができました。発達段階に応じてこうしたらこうなるという未来予想をある程度知った上での子育てでした。我が子に対しても自分に対しても「感情や行動をどう取り扱えばいいか?」わかっていたのでこの6年間の子育ては、大きく悩むこともなく、世間一般的な子育てが大変!という感じはなく、むしろ楽しく子育てに関われてきました。
今回は、「今日よりも明日が楽になる子育てマインド設定」についてお伝えしていきます。子育てが始まる前から”子育ては楽で愉しいもの”というマインドの土台があるだけで未来の子育てとご自身の老後が劇的に楽になるのでぜひ、妊婦さんやこれから子どもを育ててみたい若い女性たちにも必見です!
1:子育ての大変さは、子どもの性格で決まらない!?
「思考は現実を作る」という話を聞いたことがありますか?脳の機能上、脳は意識を向けているコトやいつも考えているコトのデータの証拠集めとしてその事象を見せてきます。つまり、「子育ては大変なものだ」と思っていれば、お子さんが学校に行かなくなったり、思春期であれば過度の反抗期、小さいお子さんなら肝心な時に体調を崩したり、グズりひどくなったりと自分「あ~、子どもって大変!」と思う現実が作られていくのです。
この脳の機能のシステムをうまく活用すれば、逆にこんな現実だったら子育てって楽だなと思う理想、意識や思考の矢印を楽なほうへ向かせ続ければいいのです。例を参考にあなたが思う楽な子育てやこんな在り方を持っている大人になってほしいなという設定を考えてみてくださいね。
ただマインド設定するうえで注意していただきたいのは、子どもへのコントロール設定ではないと言うことです。子どもにとっても自分にとってもお互いが心地よい状態はどんな状態か?楽で愉しいい状態はどんなか?お互いがwin‐winにハッピーな状況を考えてみてください。
2:子育てが大変!な人と子育てが楽♪な人の違い
子どもは、一人一人個性がありマニュアル通りの子育てはありません。私が子育てを楽に感じられたのは、育児雑誌や育児本を読むことなく枠にハマる子育てに意識が向いていなかったからかもしれません。そして、”子育てから逃げる時間を持っていい”というマインドがあったことです。
子育てが辛く大変!と感じてしまう理由のひとつは、子育てはちゃんとやらなきゃと一人で抱え込んでいる状況が大半です。”子育てから逃げてもいい”と言うのは、決して育児放棄や子どもをほったらかすことではありません!ママ自身が、誰かにサポートを求め育児から離れる自分だけの時間を持っていいということを自分に許すことです。
何かと理由をつけては、育児を一人で抱え込んでいないでしょうか?本当は、保育園に入れたいけど条件が満たないとかお金がかかるから・・本当はゆっくりカフェやお買い物に行きたいけど、そんなことで人に頼むのは悪いなぁ(我がままだよね・・)など自分を満たしたい気持ちを抑え込んでいませんか?
子どもにとっても、親とだけの時間はママの世界観だけを取り入れてしまい多様性が欠けてしまいます。赤ちゃんは、最初ママの世界をどんどんコピーしていくので、常に親が自己犠牲をして自分を満たさないということをしていると、子どももその価値観を取り入れてしまう可能性があります。ママが常に自分をリフレッシュさせて自分を満たし笑顔で一緒に過ごしているほうがお互いに健全な世界観を作っていくことができるのです。
3:完璧な子育てよりも子どもの力を信頼する子育てを目指す
完璧さを求めてしまう子育ての要因の一つは、親自身が自分のことも子どもの力もどこかで信じていないということがあるように思います。本当にその子の力を信じていれば、その子が失敗しないように!危なくないように!と過度なお膳立てはしないはずです。
赤ちゃんの頃は特に、段差があったりすると「危ないよ!」とすぐに手を出してしまった経験はありませんか?赤ちゃんは赤ちゃんなりに自分の力を試しているのです。危ないと思って、段差ですぐに身体を支えてしまっては、その子の経験を奪うことになります。赤ちゃんがもし、段差から落ちそうになった体験を与えることで、その赤ちゃんは次はお尻のほうから降りてみるなど、自分の失敗をちゃんと体験として取り入れ、工夫して段差を上手に降りることに成功していくのです。
よっぽど命の危険がない限りは、その子が本来持っている力を信じて、見守ることがその後、我が子へ豊かな人生をプレゼントできると思います。子どものことが信頼できていない場合、もしかすると親自身が自分の力を信じていないのかもしれません。または、親に信じてもらった経験がないのかもしれません。
子どものうちは、失敗も含め様々な体験を通して、一緒にその時に悲しかった、辛かったという気持ちを感じてくれ、サポートしてもらえる環境があるほど学びや気づきを子ども自身が得て成功体験を積んでいきます。
親の在り方として、失敗しない人生の完璧さではなく、親自身もたくさんの失敗を見せながら不完全であっても、自分の力を信じて、自分を幸せにする人生の目標を達成していくところ見せていくのが、一番、軽やかに楽な子育てになっていくと思います。
なぜなら、全力を注ぐのが子どもに対してではなく自分自身に対してだからです。我が子であれ、自分とは違う性質のひとりの存在です。完璧に相手を理解することは不可能ですし、親の都合に合わせてコントロールするほど、エネルギー漏れを起こしていきます。エネルギー漏れがあるほど、叶えたい理想の未来が自己実現するスピードは落ちていきます。
18年間の子育てを軽やかに楽にお互いが幸せを感じる子育てを達成するには、親自身が自分を満たすことにエネルギーをかけ、子どもの本来持っている力を信じ、完璧さよりも不完全さを見せていくことです。「一人で子育てをしなくていい」ということを自分に許しながら、今日よりも明日の子育てがゆるっと力が抜け、笑顔になったら幸いです。
・ひとり子育てから時に逃げる時間があってもいい
・本来持っている自分の力も子どもの力も信じる
・完璧さよりも不完全さを一緒に学びと成長に変えていく
「この子ならできる!大丈夫!」とママが脳に設定することで、お子さんの人生は、きっと自分軸あるなんでもできる人生にきっと創造されていきます。ぜひ試してみてくださいね。
自分取り扱い専門家