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2023-08-15

こんにちは。

片づけのプロ ライフオーガナイザー®、暮らしコーディネーター 原田ひろみです。

 

 

 

 

毎日忙しく過ごす女性の片づく環境や習慣づくりを通して、仕事とプライベートの両方を充実させるライフスタイルのサポートをしています。

 

 

私らしく充実した暮らしを手に入れるためのライフスタイル整理術として「時間管理」「片づく仕組みづくり」「私らしい装い」3つのテーマでお伝えしています。

 

 

今回は、クローゼットの片づけでお悩みが多い「着ていない服」を整理するコツをご紹介します。

 

 

このようなお悩みはありませんか?

 

 

「着ていない服がクローゼットの中に増えて使いにくい。」

「山積みになってどこに何があるかわからない。」

「いざ洋服を整理をしてみたが迷って進まない。」

 

 

よく相談されるお悩みは以下のとおり。

 

 

・いつか着るかもしれないから捨てられない
・痩せたら着るかもしれない
・数回しか着てないからもったいない
・思い出の詰まった服は捨てられない

 

 

あてはまるものはありましたか?着てない服でも高かったり、きれいな状態で数回しか着ていないものは、整理するとき迷いますね。

 

 

いつか着るかもしれないから捨てられない

 

 

いつか着るかも…と着ていないけどクローゼットに置いたままの服は、実際に着て鏡で確認してみましょう。

 

 

洋服だけ見ると、その服を着ていた頃の良いイメージが想い浮かびますが、改めて着てみると「思っていたのとは違う……」などギャップに気づき判断しやすくなります。

 

 

みなさんは「時代遅れの服」と「今のあなたに似合う服」どっちを選びますか?

 

 

2~3年も経てば洋服の流行も変わるため、古臭く感じたり、好みがかわることもあります。また実際に着てみることで年齢と共に似合わなくなっているなど、客観的にみることができるため判断がしやすくなります。

 

 

痩せたら着るかもしれない

 

 

体形が変わってしまい、今まで着ていたものが着れなくなる経験は、一度はあると思います。

 

 

「痩せたら着るかも…」と残している服は要注意。本当に着たいと思いますか?

 

 

私も以前はたくさん残していましたが、結局着たのは数着だけ。理由は、痩せたら昔の服よりもその時の体形に合う新しい服が着たくなるから。ご自身の洋服の買い方を確認すると残していても着るかどうかも見えてきます。

 

 

それでも残したい服は、期限を決めておきます。私の場合、1年間だけ保管し、その後もう一度試着をしてやっぱり着れないと思ったら、リサイクルに出すことにしています。

 

 

 

 

痩せたら着たい服は、着ている服とは分けて収納。100均の不織布のケースに入れて引き出しの一番奥にいれています。分けておくことで見直しをするときもスムーズにできます。

 

 

数回しか着てないもったいない服

 

 

「思わず買ってしまったけど、あまり好みじゃなかった」「他と合わせる服がなくていつのまにか着なくなった」服がクローゼットに埋もれていませんか?着ていない服でも「数回しか着ていないからきれいだし、もったいない!」と思うと悩みますね。

 

 

私自身も以前はきれいな状態で洋服を手放すことが苦手で、もったいないと思ってしまいます。捨てると決めて一度ゴミ袋に入れたものを後から拾った経験もあります。

 

 

だけど、“本当にもったいない”でしょうか?

 

 

例えば、もったいなくて着ていない服が溢れたクローゼットでは、着たい服が見つからなかったり、出し入れしづらくて朝の身支度にも時間がかかってしまいます。無駄な時間をかけてモヤモヤしながら日々暮らしている方が、もったいないと思いませんか?

 

 

片づけの主役は「人」です。モノではありません。視点をモノではなく、あなた自身に変えて洋服を整理するようにしてください。

 

 

まだ十分着れるきれいな状態の服だとしても

 

 

・その服はあなたを素敵に見せてくれますか?

・その服を着てお出かけしたいと思いますか?

・その服を着ると気分はあがりますか?

 

 

モノ(状態)ではなく、あなたはどう思うか?の視点で考えてくださいね。

 

 

また、思い出がつまった服は無理に捨てる必要はありません。あなたが残したいと思うならば、「思い出」として分けて保管します。

 

 

大切なことは、思い出がつまった服、普段着ている服、着ていない服を同じように一緒にクローゼットに詰め込んで収納しないこと。場所を分けて管理します。 保管するものは増えすぎないようにスペースを決めることもお忘れなく。 

 

 

また、思い出が詰まった服は、写真に撮って記録して保管するのもおすすめです。

 

 

迷う服=部屋着は要注意!

洋服整理をしていて、よくあるのが「外で着るのは恥ずかしいけど、家の中なら……」となんでも部屋着として残すこと。私も同じ経験がありますが、なんでも部屋着として残していたら洋服は減りません。

 

 

まずは、普段どれぐらいの量の部屋着を着ているかを振り返るところから始めてみてください。

 

 

部屋着の量もライフスタイル(自宅で過ごす時間が多い?少ない?)によって変わります。例えば、私の場合シーズンごとに5着ほどあれば十分足ります。けれども、実際に片づけサポートでお伺いしたら大量の部屋着を持っている方が意外と多く、部屋着だけで引き出しケース3つ分(40着以上)持っていたケースもありました。

 

 

迷う服=部屋着になっていませんか?

 

 

部屋着として一度も着てない服はきっと理由があるはず!「なぜ着ていないか?」ぜひ自分に問いかけて確認してみてください。

 

 

もし判断に迷ったら…

 

 

その部屋着を着ているとき、宅急便の人やご近所さんが訪ねてきたら、その服ですぐに出ることができますか?「恥ずかしい!見られたくない!」と思うのであれば、見られても平気なものを部屋着にしましょう。

 

 

部屋着も選び取ること。定期的な見直しを忘れないように。

 

 

まとめ

今回はお悩みが多い洋服整理についてご紹介しましたが、コラムはいかがでしたか?

 

 

洋服整理はモノと向き合うこと。色々な感情が生まれるため、エネルギーを使います。けれども、洋服の整理も仕組みづくりをすることで管理がしやすくなります。

 

 

着ていない服を溜め込んだクローゼットではなく、あなたを素敵に見せてくれる服、着心地のよい服、好きな服だけが並んだクローゼットにしませんか?

 

 

さらに取り出しやすく戻しやすくすることで、クローゼット空間もより快適になります。

 

 

大切なことは、片づけの主役は「人」。なんとなく残すのではなく、あなたが着たい服を選ぶようにしてくださいね。

 

 

 

 

片づけのプロ ライフオーガナイザー®暮らしコーディネーター

原田ひろみ

 

この記事のライター

ライフオーガナイザー® 「装い×暮らし」コーディネーター

原田ひろみ

クローゼットを中心とした整理収納サービス「ライフスタイリングルーム」主宰。 整理収納サービス、セミナー講師、コラム執筆、パーソナルスタイリングなど幅広く活動中。 働く女性の「装い×暮らし」仕組みづくりをご提案しています。 パナソニック大阪センター、大阪高島屋など、のべ200名以上の方へ講師として片づけセミナーを開催。 「誰でもマネがしやすい」と定評のあるアイデアでwebメディアの収納コンテストで金賞、銀賞等計8回受賞。
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