2024-03-12
こんにちは。
栄養士カウンセラーの秋吉香里です。
年齢を重ねると若い頃と比べて痩せるのが難しいと感じることはありませんか?特に40代以降になると、代謝も落ちて、なかなか思うように体重が落ちないという悩みがつきもの。だからこそ、ちょっとした工夫やヘルシーな食材で、美味しくて満足感のある食事を作りたい。
そんなあなたに今回は、ちょっと意外な食材である「豆腐皮(トウフーピー)」を使った、カルボナーラ風のレシピを紹介します。カルボナーラと言えば、クリーミーで濃厚なソースが特徴で、普通のカルボナーラは結構カロリーが高め。でも、このレシピなら、ヘルシーなのに満足感たっぷりで、美味しく楽しめるから、ダイエット中の味方になること間違いなし!
「豆腐皮(トウフーピー)」とは
豆腐皮(トウフーピー)は、豆腐を薄くシート状にしたもので、中華料理の中で前菜や炒め物でよく使われています。ちなみに、和食の湯葉とも似ていますが、湯葉よりも少し厚みがあって、食感がしっかりしています。湯葉には鍋から引き上げたままの「生湯葉」と、それを干して作る「干し湯葉」がありますが、豆腐皮も同様に、「生のもの」や「干したもの」が見られます。日本では、半乾燥の豆腐皮を冷凍したものがスーパーなどで手に入りやすく、水戻しも必要ないので手軽に使えます。
中華料理での豆腐皮の食べ方
1.炒め物に入れてボリュームアップ: 豆腐皮を短冊状に切ったり、細長く切ったりして炒め物に入れると、ヘルシーながら食べ応えのある料理ができます。
2.野菜と和え物やサラダに: 細く切った豆腐皮を野菜と和えたり、サラダに組み合わせると、ヘルシーな一皿が完成します。
和食や身近なメニューにアレンジしてもおいしい
1.シメに豆腐皮の麺を使ってヘルシーに: 鍋料理の最後に、豆腐皮の細長い麺を入れると、ヘルシーながら満足感のある「シメ」になります。
2.パスタやラザニアの代わりに: ゆでた豆腐皮をパスタやラザニアの代わりに使うと、ヘルシーながら美味しい料理が楽しめます。
3.巻いたり、包んだりしてアレンジ: 豆腐皮は破れにくいので、巻いたり、包んだりして様々なアレンジが可能です。
豆腐皮スライスのカルボナーラ風レシピ
今回は業務スーパーの豆腐皮スライスをパスタの代わりにしたカルボナーラをご紹介します。スライスではない平板の場合は麺の細さに切ってください。
豆腐皮スライスはこちらの業務スーパーHPへ こちらから
【材料】(2人分)
- 冷凍豆腐皮スライス: 200g
- オリーブオイル 大2
- とき卵: 2個
- ベーコンまたはベジタリアンベーコン: 2枚(約30-50g)
- 玉ねぎ: 1/4個
- マッシュルーム: 2個
- 牛乳 200cc
- とろけるチーズ(パルメザンチーズなど): 40g -50gくらい
- 粉チーズ:適量
- 塩:小2-3
- あらびき胡椒:適量
(作り方)
1.冷凍豆腐皮を冷蔵庫で1日解凍しておく。
2.ベーコンと玉ねぎ、マッシュルームもそれぞれみじん切りにする。
3.豆腐皮を1分ほど茹でて、ざるにあげておく。
4.フライパンに軽くオリーブオイルを引き、みじん切りにしたベーコンと玉ねぎ、マッシュルームを炒める。
5.4に牛乳・とろけるチーズを入れて混ぜ合わせる。チーズの量はとろみなどをみながらお好みの量で。
6.豆腐皮を入れて塩コショウで味を整え、溶き卵を入れてとろみがでたら完成。
7.お好みで粉チーズをプラスする。
まとめ
豆腐皮は、ヘルシーな食材でありながら、バリエーション豊富な料理に活用できます。今回のレシピ、湯葉や高野豆腐のような後味や食感はありますが、味はカルボナーラでさっぱりと食べられます。パスタ100gだと糖質量は約70gほどありますが、豆腐皮だと5.0gほどになり、豆腐皮を使用することでカロリー的にもカットできちゃう優れものです。
この豆腐皮のカルボナーラ風、食べてみたくなりませんか?ヘルシーだけど、クリーミーで濃厚な味わいが楽しめますので、ダイエット中でも満足感を得られます。年々痩せにくさを感じている皆さん、ぜひ試してみてください。
栄養士カウンセラー
秋吉 香里