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2022-12-24

こんにちは!安心安全・食アドバイザーの前田ともです。

 

 

 

 

心身共に健やかな暮らしの為の安心安全な食の選び方や食習慣のことなどをお伝えしています。

 

 

子育て中のママで妻であると、日々自分のこと以外に一生懸命な女性って本当に多いと思います。一生懸命なのに、ついイライラ・カリカリしてしまい仕事や子育てが上手くいかないとか、生まれ持っての性格だからどうにもならないなど思ってしまうことありませんか?

 

 

食改善をする前はイライラするのは性格だからと思っていました。

 

 

けれど、食改善をしていくうちに、色んなこと、言葉やにおい・薬・添加物などに過敏に反応してしまう私の感受性は緩くなり、反応は少々出るんだけど過敏にはならずに済んだとか、様々な症状改善の実体験がありました。

 

 

NVCという非暴力的コミュニケーション の学びを1年続けていくうちに、イライラや怒りの感情が湧くのは、全て、他人の影響により起こる事ではなくて、自分の中のルールや拘り、価値観などにより起こることを知った時、ああそれならやっぱり食、栄養状態によりイライラしやすさは凄く影響を受けるなと感じました。

 

 

ママであり妻であり女性であるあなたに一番に幸せになってもらいたい!あなたが幸せであれば、周りの家族も元氣に生き生きと過ごせると思っています。

 

 

心と体と食事はすごく関係が深いです。食改善を学びながら実行すればするほどこのことを実感しています。性格だからと思っていたことが、食事を変えることで思考パターンまで変わってきたりします。

 

 

笑顔が増えてきたり、周りから色々いわれても気にならなくなってきたり。

 

 

心身共に健やかになるには色々なアプローチの仕方があります。色々ある中でも、食の選び方や食習慣のことは最も重要で外せないことだと感じています。

 

 

皆様のこれからの幸せでウキウキするLIFEに少しでもお役に立てたらと思っています。日々の食で、これを変えたら体が変わったとか、知るとお得だよ〜という情報をシェアしていきたいです。

 

 

今回は、「何から始めたら良いの?」とよくいただくご質問のお答えにもなるのではないでしょうか。前回は『和風のだし』についてでしたが、実は日々使う調味料選びを変えていくだけでも、体質は変わってきます。大変よく使うお醤油選び、どうしていますか?

 

 

最高の状態にするには腸内環境を良くすること

 

 

腸内環境を良くしていくには日々食べている食が深く関わっています。

 

 

 

ファスティングのような欠食することも良いのですが、やり方によってはかえって腸内環境が悪化しますから、きちんとサポートしてくれる方の指導のもとにすることや、基礎知識がとても大事になってきます。また、事前にご自身の栄養状態をきちんと把握して、ファスティングに向いているのか向いていないのか判断することもとても重要です。

 

 

そうではなくて、誰でも取り組みやすいことは、私たちの体を作っている細胞レベルで元気にしていく、必要な栄養をしっかり食べていくことが、とても大事だと思っています。

 

 

食べて、栄養が分解され消化され、体に吸収されていくことで、初めて、私たちの体の骨格・神経・心を作り、あらゆる代謝に必要な成分を作っていきます。ただ食べるだけでは、消化管を通過しまた体外に便や尿として排出されるだけです。

 

 

ですがここで良くないのは、腸の状態が良くない、腸の粘膜が傷ついていたり、リーキーガットと言われるような粘膜に穴が空いてしまっている状態だと、口から消化管通り腸内に入ってきたあらゆる食べ物や細菌、ウイルスなどが、傷や穴から血液に流れ込んでしまいます。本来は入ってはいけない経路です。

 

 

このことにより、血液が汚れ、様々な病気や炎症の要因になってしまうのです。

 

 

 

腸内環境をよくするとは、腸の粘膜を良い状態に整えていくことがとても重要なのです。消化しきれていない食べかすや体にとって有害な細菌、ウイルスなどで血液が汚れていては、必要な栄養が細胞全体にちゃんと届くことは難しいです。むしろ、血液をきれいにするために働くことが体の仕組みとして最優先のため、力を発揮したくても、現状を回復することにエネルギーを使うことで精一杯になってしまうのです。疲労がとても溜まりやすい状況、不調の原因になってしまいます。

 

 

粘膜が正常であれば、未消化の食物成分や毒素は血液中に入ってくることはありません。

 

 

腸粘膜が傷つく要因は様々ありますが、粘膜を修復させていくのに最も大事なのは食習慣を整えていくことで、腸内細菌バランスを良くすることです。そのために簡単に取り入れやすいのが発酵食品を摂ることです。

 

 

腸内環境をよくすると心も変わる

 

 

 

腸内環境、腸内細菌のバランスが悪い人は、不安を感じたりうつ傾向になる相関がみられます。逆に腸内環境が良く、腸内細菌のバランスが良い人は、ポジティブな気持ちになり、幸せを感じます。

 

 

高脂肪食、高糖質の食をしていると、腸内細菌のバランスが悪くなり、脳に炎症が見られて、その後不安やうつ症状が増えるという報告があります。また、乳酸菌が減れば減るほどストレスを起こしやすくなることが分かっています。

 

 

腸内で血液やホルモンが作られています。

 

 

腸管では常にセロトニン(幸せを感じるホルモン)、ドーパミン、ノルアドレナリンやGABAといったホルモンが作られています。

 

 

最近の研究では、腸にたくさんある神経系と脳の神経を結ぶ「迷走神経」を通して腸で作られたホルモンが脳に届いているのではないか、と報告されています。

 

 

腸内細菌によって作られたセロトニンが「迷走神経」にあるセロトニン受容体に作用されて、神経細胞を通り、脳へ情報を伝えていることが分かっています。腸内細菌の状態によって、私たちの不安や抑うつが減ったり増えたりするということです。

 

 

つまり、「腸内細菌バランスを良くしていきましょう!」ということです。

 

 

 

腸内環境を良くしていくための食選び

 

 

その為に、どんな食事をしていったら良いのか?というと、発酵食品を食生活に取り入れることがとても大切です。

 

 

発酵食品といえば何を思い浮かべますか?ヨーグルト、納豆、キムチ….ではないでしょうか。ですが、もっと身近で効果的なものがあります。

 

 

実は日本の伝統的な作られ方をした調味料は発酵食品ばかりです。

 

 

和食のベースである基礎調味料の「お醤油」「味噌」「酒」「酢」「味醂」は全て発酵調味料です。

 

 

これらの基礎調味料は、以前は、全て『木桶』で製造されていました。発酵調味料は、麹、乳酸菌、酵母菌などの微生物たちの力で造られます。木桶はたくさんの微生物が暮らせる環境にあります。

 

 

今では木桶仕込みで作られる調味料はかなり減少していますが、ちゃんと選べば手に入ります。

 

 

調味料を変えるだけで、簡単に発酵食品を取り入れることができるのです。しかも、腸内細菌のバランスを整えていくだけでなく、更に様々な良い効果が沢山報告されています。

 

 

調味料の選び方を変えていくだけで、体が良い状態に整っていき、最高の力を発揮することが出来るのです。心理面でのアプリーチももちろん大切ですが、体に良い食選びをした上でないと最高の力は発揮できないのです。私たちは肉体がきちんと健康でないと思うように動いたり、前向きな考え方、挑戦していこうという気持ちになれないのです。

 

 

具体的な調味料の選び方はまた次回のコラムで書いていきますね。お楽しみに!

 

 

 

 

安心安全・食アドバイザー

前田 とも

 

この記事のライター

biobioTOMO・元気に楽しく仕事に行きたい方のための食生活改善アドバイザー

前田 とも

元気に仕事して、楽しく過ごせるための食選び、食生活改善しませんか。 日々のごはん、生活習慣のことも自分にあった選び方が大切です。  茨城県在住/アトピー・アレルギー体質ですが食いしん坊
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