女性の生き方、働き方の提案をするコミュニティサイト W habit(ダブル ファビット) 女性の生き方、働き方の提案をする
コミュニティサイト

Column Video

2023-06-11

こんにちは。

栄養士カウンセラーの秋吉香里です。

 

 

 

 

突然ですが、人間の体を構成している構成成分の比率を知っていますか?

 

 

 

 

体重60kgの成人の体組成の例では以下となります。

 

 

 

【成人の体組成(体重60kgの場合)】

・水分 : 62.6%

・タンパク質:16.4%

・脂質:15.3%

・ミネラル:5.7%

・糖質:1%未満

 

 

 

体の半分以上を占める水分を除くと、タンパク質と脂質の割合が多いですよね。

 

 

近年の食事から摂取する栄養素の中では、糖質と食物繊維を合わせた炭水化物の割合が多いですが、体組成では糖質は1%未満と割と少ないです。これは、糖質がエネルギー源(特に脳)として使われ、過剰な分は脂肪として蓄えられてしまうためです。

 

 

体内に必要以上に糖質を食べてどんどん脂肪を蓄積していると思うとちょっと怖いですよね。

 

 

「体をつくる材料となる」タンパク質

「体をつくる材料となる」タンパク質は肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などに多く含まれている栄養素です。

 

 

 

 

タンパク質は、筋肉、臓器、皮膚、骨、毛髪などの主要成分として存在するほか、体の機能を調整するホルモン、酵素、抗体などの材料でもあります。

 

 

タンパク質は、アミノ酸が多数つながって構成されている高分子化合物でもあり、体内で合成できるものと体内で合成できないものがあります。ヒトの体では合成できない9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」と言い「食事」から摂る必要があります。

 

 

今回はタンパク質の中でも魚!そして魚の中でも「マグロ」に注目してみました。

 

 

ダイエットにおいて

 

 

マグロは低脂肪、高タンパク質、低カロリーで栄養価の高い食品です。また、オメガ3脂肪酸も豊富に含まれており、健康的な食生活にとって欠かせない栄養素です。ダイエット効果も高いです。

 

 

アンチエイジングにおいて

マグロには、コラーゲンの生成を促すたんぱく質が豊富に含まれています。コラーゲンは、皮膚や骨、関節などの組織に存在する重要なタンパク質であり、老化や乾燥、しわなどの原因となる紫外線やストレスなどから体を守るバリアのような働きをします。

 

 

 

 

また、抗酸化作用のあるビタミンEやセレン、細胞を修復する作用のあるオメガ-3脂肪酸が含まれています。これらの栄養素は、細胞を酸化ストレスから守り、老化や病気を防ぐ効果があるとされています。

 

 

さらに、血流を改善して代謝を促進する成分も含まれています。血液循環が良くなることで、細胞に栄養素や酸素が十分に供給され、老化を遅らせる効果が期待できます。

 

 

アンチエイジングを考える年代にとっては味方につけたい食材です♡

 

 

貧血予防にも効果的

スーパーにたまに出ている、「マグロの切り出し」などの血合の多い部分には鉄分も多く、貧血気味の方は積極的に摂りたい食材でもあります。

 

 

今回は「タンパク質」の中でも栄養価が高く、また貧血気味の女性には特に必要な鉄分の多い「マグロの切り出し(血合の部分が多いところ)」を使った「マグロの唐揚げのレシピ」をご紹介したいと思います。

 

 

マグロの切り出しを使った唐揚げレシピ

 

 

【材料】(約4人分)
・マグロ切り出し   1パック(400gほど)
・ニンニクチューブ  小さじ1
・醤油        大さじ3
・酒         大さじ1
・米粉         30g
・片栗粉        15g
・油          適量
・付け合わせ野菜(お好みでサラダ菜やレタスなど)

 

 

 

【作り方】

①マグロを1口大に切る。

 

②ビニール袋にニンニクチューブ、マグロ、醤油、酒を入れて20分以上漬け込む。

 

③米粉と片栗粉を混ぜて、マグロにまぶす。

 

④油を薄く引いて揚げ焼きにする(両面焼く)→揚げてもOK

 

⑤サラダ菜を引いた上に唐揚げを乗せる。※残ったら翌日細かく切ってチャーハンにしたり、野菜炒めにする。

 

 

 

マグロの切り出しは量も多くお値打ちに買えます。なるべく骨のないところを選んで買うと使い勝手が良いです。今回は唐揚げにしましたが(正確には揚げ焼きですが)、甘辛く煮付けにしても美味しいです。

 

 

アンチエイジング的にも、体の調子を整える目的でも、ダイエット的にも活用できる「マグロ」を活用して綺麗に健康になりましょう。

 

 

 

 

栄養士カウンセラー

秋吉 香里

 

この記事のライター

森 絵理

Profile