2024-02-28
こんにちは。
自分取り扱い専門家のNARUEです。
もうすぐ3月ですね。春先は、年度の変わり目で何かと忙しかったり、自律神経が乱れやすく疲労感や眠気を感じませんか?特に女性の身体の周期は、四季のエネルギーとリンクしており、夏の”活発時期”に向けて春は、内側に意識を向けてゆっくり休む準備時期でもあるんですよね。
前回のコラムでもお伝えしましたが、身体が疲れているにも関わらず休めない人って結構多いはず。春は、特に学校や職場、引っ越しなど新しい環境に変わることも多く精神的にも肉体的にも疲れやすいと思います。
でも、ほとんどの人が新しい環境下で覚えることもいっぱい、やることもいっぱいで「休んではいられない!」と頑張りすぎて初夏には心身ともにダウンしてしまったりするのではないでしょうか?何か病気になったり、誰かに止めてもらわなければ休めないおひとり様ブラック企業を気づくとやっていませんか?
今日は脳内を変えて「休めば休むほどうまくいく」ヒントをお伝えしていきたいと思います。
「休んではいけない」マインドの根っこはどこから?
あなたが会社員、学生、個人事業主であれ「休んではいけない」と思っている自分がいたら、まずは「休んではいけない!」「休みたいけど休めない・・・」と思っていることに意識を向け、自分自身に「なんで休んじゃいけないと思っているの?」と自分に聞いてあげてください。
私の場合は、いろんなシチュエーションから「休んではいけない」というマインドの根っこが出来上がっていました。
【休んではいけないマインドが出来た原因】
・小学校時代、休んだ翌日はなんだかみんなから置いて行かれているようで劣等感があった。
・先生やクラスメイトから「大丈夫?」と心配されることに恥ずかしさがあった。
・家で過ごせる安心感から割と元気になると、学校に行っていない自分に罪悪感を感じた。
・接客業の職場の時、声枯れで休むと「声出さなくてもいいポジションは入れたじゃん」と嫌味を言われた。
・流れ作業の業務の職場では、休むことでみんなに迷惑をかけてしまうという余計な気遣いがあった。
・自分にムチ打つことが頑張りだと思っていたので、「休むこと=自分は弱い」と思っていた。
・いつも寝ていることが多い虚弱体質な母を見て、あんな親にはなりたくないという気持ちがあったため、自分が寝込むことになると親と重ね合わせ、虚弱な自分が嫌いと思っていた。
こんな風に、私たちは、休むという体験から「罪悪感」「孤立感」「じぶんは弱い=ダメな奴」「劣等感」「恥」「迷惑をかける」「自己嫌悪」など感情的にネガティブなことをくっつけています。それをもう感じたくないゆえに、休むことを自分に許さないことをしていくのです。
現実は、自分が創っていると言うことは、ご存じですか?自分の感じていること(感情)が現実創造の種になっています。特に幼少期からネガティブな体感をずっと身体の中にデータとして持ち続けていると、大人になってもずっと、休んだらネガティブな体験をし続けしまうんです。あなたの脳内コンピューターデータが「休んだら○○だ」という初期設定にずっとなっている状態です。
脳内データは設定された通りに、PC画面(=現実)に映し出します。まずは、あなたの「休む」という現在の初期データ(現在のマインドの根っこ)がどんな風に設定されているのか?書き出してみましょう。
心地よく休むマインドをアップデートするには?
初期データのまま「休むぞ!」と会社を思い切って休んでも、早寝しても、まる一日何もしない日を作ったとしても、罪悪感や焦り、不安などの感情自体は残ってしまい、余計に悪循環が生まれてしまいます。ですから、心身ともに本当に心地よい休息をとるには、この初期データをまるっとアップデートしておく必要があるのです。
人はメリットを感じることや「楽しい!嬉しい!」という感情に対して自然と行動していく生き物です。また、脳には「RAS」という興味あるものだけを拾い上げていくフィルターのような機能があり、そのフィルターに引っかかった情報の証拠を見せようと、関連する情報を現実を通して運んできます。つまり休むことにあなたが嬉しく楽しくなるメリットをつけていけば、楽しい現実を創ることができます。
では、どんな風に「休む(任せる)」+「メリット」=アップデートデータを作ったらよいのか?以下を参考にしてみて下さいね。
【心地よく休めるマインドを作るアップロードデータ】
いかがですか?そんなことになったら楽でいいな~と思う反面、おそらくあなたの脳内では「そんなわけないじゃん!」「そんなことをしたらわがままだ!」「何をそんな甘いことを考えているんだ!」という自分に厳しくするネガティブな脳内トークが繰り広げられているかもしれません。
それは、脳がそんな変化をしたら危ないよ!と引き留めているだけなのです。そのことに気付いたら、”変化することは安全だよ”と脳内に教えてあげるだけ。その為には、少しずつ安心感がある行動をとっていくのです。「これならできそう!」と言うものから取り組んで、休んでも大丈夫だった♪という検証を積み重ねてみましょう。
休むほどに人生がうまくいくのはなぜ?
休めない、休まないことは、言葉を変えれば「忙しい状態」や「しなければならないことに追われている状態」です。忙しいは読んで字の如く「心を亡くしている」という心の状況です。私たちの人生がうまくいってしまう秘訣は、思考ではなく純度ある本音や気持ちが動いている時です。本音は考えるではなく、感じることで浮き彫りになります。
休めずにいる状態は、「○○しなければならない」という思考に支配され、本当はどうしたいか?自分の気持ちを感じる余裕がありません。休まないことは、一見たくさんの物事を進められているように思えますが、自分の能力のパフォーマンス発揮としては低く、身体の疲労感や感情的にも苦しい、しんどいとか他人軸でしか物事を考えられず、自分を責め続けエネルギー的にはとても重たく低い状態です。そんな状態で、物事はうまくいくでしょうか?
十分に自分を休ませ、さらに休むことでメリットが付いてきたら、あなた本来のパフォーマンスやエネルギーのレベルは、休まない時と比べてどうなるかは想像がつくでしょう。休みたくなってきましたか?(笑)自分に優しく休むほど、身体も心も緩み、かえって物事がうまくいくのです!
最後に、歴史的にも豊かに成功してる人たちは、ちゃんと休むことで自分自身や人生にどんな影響があるかをちゃんと知っていました。ユダヤ人での「シャバット(安息日)」の話しがありますので、ご参考にシェアしておきますね。
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ハピネス脳科学の相田ゆきさんとのインスタライブでも”脱!ひとりブラック企業女子”をテーマにトークしましたので、よかったらご視聴ください。
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