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2023-11-15

こんにちは。

片づけのプロ ライフオーガナイザー®、暮らしコーディネーター 原田ひろみです。

 

 

 

 

毎日忙しく過ごす女性の片づく環境や習慣づくりを通して、仕事とプライベートの両方を充実させるライフスタイルのサポートをしています。

 

 

私らしく充実した暮らしを手に入れるためのライフスタイル整理術として「時間管理」「片づく仕組みづくり」「私らしい装い」3つのテーマでお伝えしています。

 

 

11月にはいると年末のことが気になり始める頃。大掃除のことも気になりますが、みなさんは大掃除をしますか?年末はバタバタと忙しい時期ですが、新年を気持ちよく迎えるために大掃除をされる方も多いのではないでしょうか?とはいえ、12月になると寒くて掃除をするのも気が重くなります。

 

 

そこで今回は、年末に慌てなくていいように11月頃から余裕をもって大掃除を済ませる3つのコツをご紹介します。

 

 

①ゴミ回収日に合わせて、不要なものを手放す

ゴミ回収日を活用して不要なものを手放していきます。例えば、紙の回収日に合わせて、本や雑誌の見直しをするのはおすすめ。回収日が決まっていると「その日までにやろう」という気持ちが働きます。

 

 

 

 

小型不燃ごみなど月に数回しか回収日がないものも同様に、回収日までを目標にすることで行動に移しやすく、スッキリと片づけることができ、掃除へのモチベーションにもつながります。

 

 

また、わが家では年内に通常のごみ回収では出せない大型不燃ごみをクリーンセンターに持ち込むようにしています。年末はすぐに予約がいっぱいになるので、11月に入ったらすぐ12月中旬ごろの持ち込み予約を済ませます。

 

 

日程が決まったら予約日までに年内持ち越したくない大型不燃ごみを集めていきます。これまでにランドリーワゴン、折りたたみ椅子、カーペット、スキー板、屋外ゴミ箱など色々なものを持ち込みました。

 

 

 

 

「気になっていたものを年内に一掃して新しい年を迎えたい」。空間がスッキリすると思うだけで、意欲がわいてきて捗ります。

 

 

②大掃除リストを作る

あらかじめ大掃除リストを作っておくのもおすすめです。ポイントは、15~30分で終わるように細かく分けて書き出すこと。動詞で書くとより行動に移しやすくなります。

 

 

 

 

例えば、「電子レンジを拭く」、「リビングのドアを拭く」、「洗面所の床を拭く」など。

 

 

特にキッチンはやることが多いので、細かく分けて書き出します。例えば、冷蔵庫全部を一度にしようと思うと時間がかかりますが……。

・ドアポケット部分だけ洗う
・冷凍庫だけ掃除する
・冷蔵庫の外側を拭く

 

 

家事の“ついで”、すき間時間にできそうなぐらいにしておくと取り掛かりやすくなります。

 

 

夕飯の後片づけのついでに「ドアポケット部分だけ洗う」としても、かかる時間は10分ほど。これぐらいならできそうだと思いませんか?

 

 

毎日使うところはすぐに汚れてしまうので、普段あまり掃除をしない場所、棚や冷蔵庫の上など上部から掃除を進めていきます。掃除が終わったら、リストにチェックを入れて消していきます。チェックリストが少しずつ減り、家もきれいになっていくとモチベーションも上がります。

 

 

大掃除リストは家族にも共有することもポイント!

 

 

お母さんだけでなく家族にもこれだけ掃除をするところがあることを知ってもらい、協力してもらいましょう。一緒にすることで「なんで私だけ…」というイヤな気持ちも軽減しますよ。細かく分けておくことで家族も取り掛かりやすく、協力しやすくなります。わが家は冷蔵庫の横、家族がよく見るカレンダーの隣に貼ってリストを共有しています。

 

 

一気にやろうと思うと「時間がないし…」とつい先延ばしになってしまいますが、短時間で進められるようにすることで掃除のハードルも少し下がります。

 

 

③「掃除」と「収納の見直し」は別。一緒にやらない

掃除をするつもりが、途中で収納場所や方法の見直しを始めてしまうことありませんか?もちろん、時間に余裕があれば問題はないですが、掃除と同時に収納の見直しを始めてしまうのはおすすめしません。余計な時間がかかってしまいます。

 

 

大切なのは「目的は何か?」を明確にすること。目的が「掃除」であれば掃除に集中しましょう。進め方は、「ものを出す」→「分ける」→「元の場所に戻す」。量にもよりますが、3つのステップなら20分ほどでできます。

 

 

例えば、キッチンの引き出し。モノをすべて出して、拭き掃除をして必要なものだけ選び、元の場所に戻すだけ。いらないものが出てきた場合は、処分しますが収納場所や方法を基本変えません。

 

①モノを出す

 

②分ける

 

③元の場所に戻す

 

 

「掃除」と「収納の見直し」は別もの。混合しないように心がけてくださいね。

 

 

大掃除も「やらなきゃ」と意気込んでいると息切れして疲れてしまいます。早めに始めていることで気持ちにも余裕があると思うので、無理せずできるときだけやるぐらいのゆるいルールで進めてくださいね。

 

 

いざという時は、プロに依頼するのも一つの選択です。

 

 

まとめ

いかがでしたか?大掃除は年末にするものという考えもありましたが、一気にまとめてするとなると大変です。わが家も以前は年末の3日ほどで一気に大掃除をしていましたが、1日中掃除をするのは本当に疲れます。寒い中の掃除は気分も上がらず時間がなくなったり、焦りや疲労でイライラしていました。

 

 

けれども、数年前から気候が穏やかな11月頃から少しずつ分けて進めることで焦る気持ちもなくなり、年末は来年のことを考える時間の余裕が生まれました。忙しい年末に大掃除をするのはやめて、時期を少しだけ早めることでゆとりを持って過ごせるようになります。

 

 

「時間にゆとりを生み出すための仕組みづくり」として、大掃除は年末にするものという固定概念にとらわれず、ご自身の生活スタイルに合わせて時間にゆとりがある時期や時間帯で計画するのもいいですね!参考になれば幸いです。

 

 

 

 

片づけのプロ ライフオーガナイザー®暮らしコーディネーター

原田ひろみ

 

この記事のライター

ライフオーガナイザー® 「装い×暮らし」コーディネーター

原田ひろみ

クローゼットを中心とした整理収納サービス「ライフスタイリングルーム」主宰。 整理収納サービス、セミナー講師、コラム執筆、パーソナルスタイリングなど幅広く活動中。 働く女性の「装い×暮らし」仕組みづくりをご提案しています。 パナソニック大阪センター、大阪高島屋など、のべ200名以上の方へ講師として片づけセミナーを開催。 「誰でもマネがしやすい」と定評のあるアイデアでwebメディアの収納コンテストで金賞、銀賞等計8回受賞。
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