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2023-06-14

こんにちは。

片づけのプロ ライフオーガナイザー®、暮らしコーディネーター 原田ひろみです。

 

 

 

 

毎日忙しく過ごす女性の片づく環境や習慣づくりを通して、仕事とプライベートの両方を充実させるサポートをしています。

 

 

私らしく充実した暮らしを手に入れるためのライフスタイル整理術として「時間管理」、「片づく仕組みづくり」、「私らしい装い」3つのテーマでお伝えしています。

 

 

今回は、時間を生み出す片づく仕組みづくりについてご紹介します。

 

 

「片づけに時間がかかってしまう」「片づけてもリバウンドしてしまう」などのお悩みはありませんか?

 

 

片づく仕組みづくりとは

「片づく仕組みづくり」とは、日々の片づけをスムーズにするために仕組みをつくること。片づけをスムーズにすすめるためには、「戻す場所が決まっている」「モノの出し入れがムリなくできる収納」であることが大切です。

 

 

片づけに時間がかかる方は、戻す場所が決まっていなかったり、曖昧になっていませんか?戻す場所がきまっていないとあちこちに置いてしまったり、迷って時間がかかってしまいます。また、場所が決まっていないと、「使いたいときどこのあるかわからない」「戻す場所がわからず出しっぱなし」の状況が起こってしまいます。

 

 

今回は実際に私が取り入れている「クローゼットの片づく仕組み」についてご紹介します。

 

 

散らからない仕組み クローゼットに一時置きスペースをつくる

 

 

クローゼットが散らからないように「一時置きスペース」を作っています。一度着たけどまだ洗濯をしない衣類や元に戻す時間がなくてとりあえず置いておきたいときは、一時置きスペースに置くようにしています。

 

 

時間がなくて「後で戻そう」と思った衣類をあちこちに置いてしまうことありませんか?たとえば、ソファーや椅子に掛けたり、クローゼットに突っ込んだり(笑)

 

 

私も以前は色々なところに置いてました。すると、あっという間に散らかってしまいます。戻せないときも一時的に置く場所を決めておくことで、散らかりにくくなりました。

 

 

あくまでも『一時置きスペース』。時間があるときにかならず元の場所に戻すようにしています。また、一時置きスペースは数枚でいっぱいになるぐらいの小さなスペースにすることもポイント!溜めすぎない工夫です。

 

 

他には、クローゼットの扉にも一時置きフックを設置。

 

 

 

 

こちらは着ていたジャケットやカーディガンなどすぐにクローゼットには戻さず、一晩湿気を飛ばすためにハンガーに掛けています。翌朝、クローゼットを開けるタイミングで戻すようにしていて、掛ける衣類も定位置を決めておくことで散らかりにくいです。

 

 

使用しているのは山崎実業の「ドアハンガー」。クローゼットの扉に引っ掛けるだけなので穴をあける必要もなく、使わなくなったら取り外すのも簡単です。

 

 

出しやすく戻しやすい仕組みは「見渡せる収納」

 

 

私のクローゼットは、「見渡せる収納」にしています。見えていないと持ってることを忘れてしまうため、引き出しに収納している服の出番が少なくなってしまいます。

 

 

クローゼットを開けたらなるべく見渡せるようにハンガーに吊るして収納。ハンガーに掛けにくい衣類は「吊り下げ収納ラック」を使って見えるように。吊り下げ収納ラックだと何がどこにあるかすぐにわかります。

 

 

引き出しには何を収納しているかというと、主に下着などのインナー、スポーツウェアやオフシーズンの衣類。

 

 

私はモノを感覚的に戻してしまうクセがあるため、アイテム別に洋服を吊るしている場所は、いつのまにかクローゼット内でバラバラになってしまいます。そのため、元の場所に戻しやすくするために、ハンガーにラベルをつけてアイテム別にエリアを決めています。

 

 

 

 

ラベルはシャツ、カーディンガン、ジャケット、ボトム・スカート、コート、ワンピースの6つのアイテムで分類。ラベルで仕切ったことで、探しやすく戻す場所も明確になりました。ラベルも文字とアイコン画像のどちらも入れているため、パッと見たときにわかりやすいです。

 

 

 

 

また、ハンガーだと自由に動くので季節によってアイテムの量が変わっても仕切る幅が自由に変えられます。モノを戻す場所を決めたり、自分に合った出し入れしやすい片づけの仕組みをつくったことで、戻すことが苦手な私でも維持ができるようになりました。

 

 

まとめ

ここまでクローゼットの片づく仕組みづくりについてご紹介しましたが、今日のコラムはいかがでしたか?

 

 

片づく仕組みづくりで大切なことは、「戻す場所が決まっている」「使う人に合わせて出し入れしやすい収納」であること。見た目がきれいな収納であっても、使う人が使いづらい収納方法では維持することが難しくなります。片づく仕組みづくりを考える時は、ご自身にとって使いやすい方法を優先してくださいね。

 

 

毎日生活をしていたら散らかることは仕方がないこと。いつも完璧にきれいな状態を維持できなくても大丈夫です。いざとなったら短時間で片づくことがわかっていれば、気持ちにゆとりがうまれます。

 

 

片づく仕組みづくりは、時間を生み出します。生み出された時間をぜひみなさんのやりたいことに使ってくださいね。

 

 

 

 

片づけのプロ ライフオーガナイザー®暮らしコーディネーター

原田ひろみ

この記事のライター

ライフオーガナイザー® 「装い×暮らし」コーディネーター

原田ひろみ

クローゼットを中心とした整理収納サービス「ライフスタイリングルーム」主宰。 整理収納サービス、セミナー講師、コラム執筆、パーソナルスタイリングなど幅広く活動中。 働く女性の「装い×暮らし」仕組みづくりをご提案しています。 パナソニック大阪センター、大阪高島屋など、のべ200名以上の方へ講師として片づけセミナーを開催。 「誰でもマネがしやすい」と定評のあるアイデアでwebメディアの収納コンテストで金賞、銀賞等計8回受賞。
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