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2023-05-15

片づけのプロ ライフオーガナイザー®、暮らしコーディネーター 原田ひろみです。

 

 

毎日忙しく過ごす女性の片づく環境や習慣づくりを通して、仕事とプライベートの両方を充実させるサポートをしています。

 

 

私らしく充実した暮らしを手に入れるためのライフスタイル整理術として「時間管理」、「片づく仕組みづくり」、「私らしい装い」3つのテーマでお伝えしていきます。

 

 

今日は、充実した暮らしにつながる「時間管理」について

 

 

「やりたいことがたくさんあるのに家事や育児に追われて時間が足りない。」

「自分のためにもっと時間が欲しい。」

「やりたいことがあるのに行動できない」などのお悩みはありませんか?

 

 

時間に対するお悩みを解決する3つの方法をご紹介します。

 

 

①やりたいことは先に予定に入れる

 

 

仕事と家事・育児に毎日忙しく過ごす女性にとって、時間の使い方は最大の課題です。

 

 

本当にやりたいことがあっても家事に追われて後回しになったり、いつも家族や周りに合わせてしまい自分の時間がなくて悩んでいる人はとても多いです。

 

 

自分のやりたいことは家事や家族のことが終わってから…と遠慮していませんか?

 

 

けれども、”やらなきゃいけない家事”を終わらせてから、自分の”やりたいこと”をしようと思っていては、いつまで経ってもできません。

 

 

やりたいことは先に予定に入れることが大切です。

 

 

例えば、1時間だけスキルアップのために勉強する。たった1時間でも自分のために時間を使えたことを実感すると満足度もあがり、モチベーションアップにもつながります。

 

 

自分の時間、やりたいことをする時間は、後回しにせず先に予定に入れるようにしてくださいね。

 

 

②やりたいことは優先順位をつけて細分化する

 

 

みなさんにとってやりたいこと、大切にしたいことは何ですか?

 

 

例えば、新しく習い事を始めたい。スキルアップのために資格を取りたい。家族と過ごす時間を増やしたいなど色々あると思います。たくさんやりたいことがあって、何からはじめたらいいかわからなくて行動にうつせない人もいます。

 

 

その時は3つのステップで考えてみましょう。

 

 

①やりたいこと、大切にしたいことを紙に書き出す。
②やりたいことに優先順位をつける。
③やりたいことを細かく分ける。

 

 

また、実際にかかる時間を予測して書き出してみてください。より具体的になり、予定も入れやすくなります。

 

 

やりたいことがご自身で分かっていないと行動の優先順位もつけることができません。忙しくて時間がないのに予定を詰め込みすぎる人ほど、やりたいことを細かく分けて優先順位をつけることを意識してくださいね。

 

 

実は私もやりたいことが多すぎて予定を詰め込みすぎるタイプです。どれも中途半端になってしまうことでよく悩むことがあります。そんな時は一度立ち止まり、やりたいことを見つめ直して優先順位をつけることを意識しています。

 

 

時間の使い方はいつもトライ&エラーの繰り返しですが、よりよい暮らしに変えることができます。

 

 

③一日の過ごし方を振り返る

 

 

やりたいことがあるけど気づけば何もせず1日が終わってしまうことはありませんか?

 

 

時間があるのに行動できないというお悩みもよく聞きます。

 

 

一日をどのように過ごしたか手帳や紙に時間軸で書き出して振り返ってみてください。書き出すことで何にどれだけ時間がかかっているのか確認することができます。

 

 

例えば、朝家事に1時間かかっている。ネットサーフィンをしている時間が多い。何をしたか覚えていない空白の時間が意外とあるなど。また、書き出すことでご自身の行動のクセもわかり、見直しをすることもできます。

 

 

さらに時間にはコントロールできる時間とできない時間があります。

 

 

コントロールできる時間とは、自分で調整ができる時間のこと。例えば、テレビを見る時間、ネットサーフィンをする時間、睡眠時間など。

 

 

コントロールできない時間とは、自分では調整ができない時間のこと。例えば、仕事や行事予定、子供のお世話など。

 

 

ポイントは「コントロールできる時間」がどれだけあるかを確認してその時間を活用してやりたいことすること。限られた時間をどのように使うか意識して行動することで、1日の過ごし方、あなたの生き方も変わります。

 

 

また、忙しくて余裕がないときこそ「やらないことを決める」ことも大切です。私は仕事が立て込んでいるときは、片づけや掃除機をかける回数を減らしたり手抜きをします。「今週は仕事が優先。片づけや掃除はほどほどでOK!」と自分で決めてしまうんです。その代わり、週末にいつもより1時間多く家事の時間を事前に確保して、お家をリセットすることにしています。

 

 

大切なことは自分で決めてしまうこと。

 

 

できない罪悪感が少なくなり、気持ちも楽になりました。時間があるのに行動できないと感じる時は、実際にどのように過ごしたか1日を振り返り、「コントロールできる時間」を有効的に活用してくださいね。

 

 

私は子どもが5歳の時にライフオーガナイザー®として起業しました。起業した7年前は仕事やスキルアップのためにやりたいことがたくさんありました。とはいえ幼稚園に通う息子と過ごす時間も大切にしたい。仕事と家事育児の両立の難しさに悩みながらもやりたいことを明確にして優先順位を決めることを常に意識してきました。

 

 

時間に追われている状況からやりたいことができる時間が増えてくると、「わたしらしく暮らせている」と充実していることを感じられます。できることが増えると気持ちにゆとりも生まれます。

 

 

時間の使い方にお悩みのある方は、まずは1つでも実践してみてくださいね。

 

 

今日のコラムはいかがでしたか?

 

 

仕事とプライベートの両方を充実させるためには時間の使い方だけでなく、時間を生み出す片づけやすい環境づくりも効果的です。次回はわが家でも実践している「片づく仕組みづくり」についてもお伝えしてきますね。

 

 

 

片づけのプロ ライフオーガナイザー®暮らしコーディネーター

原田ひろみ

この記事のライター

ライフオーガナイザー® 「装い×暮らし」コーディネーター

原田ひろみ

クローゼットを中心とした整理収納サービス「ライフスタイリングルーム」主宰。 整理収納サービス、セミナー講師、コラム執筆、パーソナルスタイリングなど幅広く活動中。 働く女性の「装い×暮らし」仕組みづくりをご提案しています。 パナソニック大阪センター、大阪高島屋など、のべ200名以上の方へ講師として片づけセミナーを開催。 「誰でもマネがしやすい」と定評のあるアイデアでwebメディアの収納コンテストで金賞、銀賞等計8回受賞。
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