2022-12-15
こんにちは。
栄養士カウンセラーの秋吉香里です。
年末年始、食べる機会やお酒を飲む機会が多くなる季節になりましたよね。ネット情報によると日本人が一年間で最も体重が増えるのは「1月」次が「5月」と言われております。今日は年末年始ご馳走を食べながら簡単に体重コントロールする方法をお伝えします。少しでも意識するだけで正月太りはしにくくなりますよ。
お正月太りの主な原因は・・
まずはお正月太りの原因を見てみましょう。
①食べ過ぎ
ダラダラ食べ、間食が多いなど。
②アルコール
ビールやカクテルは糖質が高く、アルコールは食欲を増進させる作用もあります。また脱水症状になりやすく、むくみも発生します。
③運動不足
普段より動かなくなりますよね。
④不規則な生活
夜ふかしなどで体内時計が乱れて代謝が落ちる。
⑤冷え
冷えると血液の流れが悪くなり皮下脂肪を溜め込みやすい。
食べながら予防するPOINT
それでは、お正月の美味しい料理を食べながら正月太りを予防するポイントについてお伝えします。大きく分けるとA)食事面 B)生活習慣に分けられます。まずは食事面から見ていきましょう。
A)食事面
主に太るの原因としては①お餅の食べ方と②おせちの食べ方です。
①お餅の食べ方
四角の切り餅1個は50gなので、1個あたりのカロリーは118kcalとなり、丸餅1個(35g)あたりのカロリーは83kcalです。これに比べて、ご飯をお茶碗に小盛り1膳(100g)では、カロリーは156kcal。いつもご飯を少なめの方は1回のお持ちの数は1−2個まで抑えられるとGOODです。
【太りにくいお餅の食べ方3選】
①野菜たっぷりの雑炊
②食物繊維の多いものや酢の物などと一緒に食べる(磯部巻き)
③大根おろしで食べる
②おせちの食べ方
おせち料理は日持ちをさせるために塩分や糖分が多いのが特徴です。食べる順番で血糖値を上げない食べ方をしましょう(血糖値が急激に上がると太りやすくなります)。
【太りにくいおせちの食べる順番】
①食物繊維(筑前煮の牛蒡や蓮根、椎茸など)
②タンパク質(刺身、卵まき、たつくり、豆類、えびなど)
③炭水化物(雑煮、キントンなど甘い糖質)
B)生活習慣
いつもより動かなくなるので少し動いたり、睡眠を取ったり、意識して動いたり、冷えやむくみ対策も代謝に影響があります。
【太りにくい習慣】
①ストレッチやウォーキング(軽くてOK)。
②湯船に浸かる。塩やお酒を入れて入浴剤がわりにすると芯から温まります。
③睡眠をとる。睡眠不足は基礎代謝低下の原因となります。
④体重を測る。朝トイレにいってすぐ同じ条件で測って現状を確認する。
⑤冷え対策。生姜湯や白湯など温かい飲み物を飲んで体の内側から温め冷え対策。
全てを完璧に実行するというよりも、食べたいものは優先的に食べて、食べ方を工夫したり、他のもので対策したりちょっとした意識ができると食べながら予防することが可能です。
それではみなさま食事を楽しんでコントロールしてくださいね。
栄養士カウンセラー
秋吉 香里