2024-01-30
こんにちは。
自分取り扱い専門家のNARUEです。
体感はまだまだ寒いですが暦の上ではもうすぐ立春!早くも春を迎えようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?季節の変わり目、体調を崩している方も多いようですね、どうぞご自愛くださいね。
さて、体調が悪い時など十分に自分を休ませてあげられていますか?私は仕事柄、科学的なヒーリングやお悩み個別相談も受けるのですが、健康になりたいと言いながら体調を崩しても休まずにいる人が結構多いんです。
過去の私も休むことにめちゃくちゃ罪悪感があったり、休むこと=負けた感(弱い自分を認めたくなかった)があって、どうにもこうにも動けなくなるまで頑張ってしまっていました。入院するほどの病気や鬱状態などいわゆる強制終了と言うやつです。そんな経験ありますか?
今の時代だからこそ、理想を叶えるには、「自己愛」が必要!と本質的なこともクローズアップされるようになりましたよね。でも、そんな情報を耳にすると、「自分には自己愛が足りてないから、○○しよう」と自分を満たすことを頑張る人が多いのですが、本来私たちは、何かをしなくても「自分を大切にする」「自分のことが大好き」「自分を愛する力」は元々備わっているはずなんです。
今日は「自己愛という元々持っている力が発揮できないのはなぜか?」ということにフォーカスしてあなたがさらに理想を軽やかに叶えられるヒントをお伝えしていきたいと思います。
そもそも、自己愛がある状態って?
自己愛って聞くけど、よくわからないと言う方もいらっしゃると思うので、私の解釈になりますが、まずは、”自己愛って何?”というところからお伝えしていきます。自己愛ってシンプルに言うと「赤ちゃんのようなあり方」だと思うんです。さらに言い換えると「自分への無条件の愛」と言えるかもしれません。
シャンパンタワーの法則って聞いたことありますか?一番上のシャンパングラスがなみなみと溢れて下のグラスも満たしていくという様子を自分自身と他者との関係に置き換えたものです。自己愛が自分に溢れて生きている人は、この一番上のグラスのような人たちです。自分自身を一番に満たしているからこそ、そのエネルギーが2段目、3段目の人たち(貢献したところ)に自然と流れていくのです。
自分を愛する力って、生まれた時から内側に流れている生きていく上で一番パワフルなエネルギー源なんです!
赤ちゃんは、生まれたばかりの時は、失敗や怖いという概念もなく、何でも自分の思い通りにできる!と思っています。ただありのままに存在するだけで自分は愛されているし、ママのぬくもりを感じて、安心しておっぱいを飲んで満たされるだけで、ママを満たしています。何もしなくても大人を満たし笑顔にする影響力があるってすごいですよね。自己愛があると具体的にどんな状態になるのでしょうか?
【自己愛がある状態】
・自分に心底の自信と信頼が満ちている(エフィカシーが高い状態)
・問題が起きても、ポジティブに捉えることができる
・自分に優しい方法を選択できる
・ハードルを下げてどんなに小さなこともOKにできる
・正解・不正解で考えない
・休む選択を積極的にできる
・元の氣(エネルギー)に溢れている=健康
・直感が冴え、ひらめきで自分の可能性がどんどん広がる
・物事の展開がトントン拍子に進む
・安心感や心地よい世界に生きれている
・考えるより感じたことを大切にできている など
どれくらいあなたは、今、自己愛ある状態だったでしょうか?逆にどれも今は当てはまらなかったとしても安心してください。自己愛は、誰にでも生まれた時から内側にあるのですから。では、なぜ?すでに自分の中にあるものが感じられなくなっているのでしょうか?!
自己愛を感じさせないようにしているモノの正体とは?!
自己愛が自分には「ない」と思っている状態にしている犯人は、あなたの脳内のネガティブなセルフトークや自分を責め続ける言葉のジャッジメントです!
思考(マインド)は、一日1.2万~6万回生まれています。そのうち約8割はネガティブなものだそうです。平均しても多い時には、一日4.5万回もネガティブな言葉を脳内で繰り広げているのだと2005年アメリカ公立科学財団がデータ発表しています。
思考の厄介なところは、無意識に前日と同じことを自動再生し続けているということです。脳はいつもフォーカスしていることを証明しようとしているので、「私にはどうせ無理だ!」とか「どうせ私は素敵な人からは愛されない」なんていう自分を否定し続けるセルフトークを脳内で自動的にし続ければ、その現実が作り続けられます。
赤ちゃんの頃は、「自分は愛されている」「なんでも私はできる」と自分全肯定的だったのに、成長するにつれて、親にだめ!と何度も言われたり、お腹が空いてもすぐにご飯が食べれなかったりと、だんだんと自分を満たすことができない体験を積み重ねていきます。
すると、ネガティブな思考データ量が増えていきます。無意識に1日6万回もの思考が生まれていたら、本来の自分がどうであったかをだんだんと忘れ、自分との繋がりや感じることへの意識が無くなっていきます。これが、自己愛が自分にはないと思い込んでしまう要因です。本気で何かしたいと思う時に、自分を否定し続ける脳内セルフトークしてませんか?
【自分を否定し続ける脳内セルフトーク】
・好きなことをしたいけど自分にはなんの特技もないしな~
・あの人だからできるんだよな~
・私、何か目立つことしたらムカつかれるしな~
・失敗したら恥ずかしい・・
・どうせ私が成功するわけない。。
・私に影響力なんてない。
・お金ないし、今は無理だよね~。
・私、美人じゃないし目立つわけない。
・いやいやいや、それダメでしょ・・ など
こんなこと誰でも一つは思ったことがあると思うんです。でも、無意識に脳内で再生されているから気づいてないことも多い。これが一番、怖いんです。自己否定し続け、不可能だと思うことが当たり前になっていってしまったら、叶えたいことがあっても一生叶わないってことに気付きません。
これが無意識に続くことで、ただ自分にムチ打ちながら頑張り続け、自己愛とは真逆な世界になるのです。
自己愛を取り戻すにはこれしかない!
「自己愛とは無縁な世界に生きるなんて嫌だ~!」と思ったあなたにはめちゃくちゃ希望があります!なぜなら、脳には痛みを感じることで、そうはなりたくない!!という反作用のような力が湧くからです。何が何でも本当に望んでいる道へ進む原動力を生み出す力が働くんです。
ネガティブな思考でかき消されてしまった本来あったはずの自己愛を取りもどすにはどうしたらいいのでしょう?それは、シンプルに思考を意識的に止める状況を作るのです。言い換えれば、脳内を観察し意識的にネガティブなセルフトークに気付いて変えていくことです。
そして、もうひとつ一番大切なことは、日常「感じる」時間を意識的に多くすること。ほとんどの大人は、正解か不正解か?を考える教育を受けてきた為、”感じる力”が麻痺しています。感じるということは、本来の自分の力に繋がっています。感じる力を取り戻すには、身体を感じていくことから練習してみてください。日常で簡単にできる『感じるトレーニング』をご紹介しますね。
・お風呂に入ったら温かさを皮膚感覚で意識的に感じる。
・子育て中なら、子どもとのスキンシップで柔らかさや温かさを感じる。
・呼吸をゆっくり意識的にする(腹式呼吸がおすすめ)。
・自分に「今、どうしたい?どう感じている」と自問自答する。
感じることは、とにかくリラックスして身体の力を抜いていくことです。上記のトレーニングが難しく感じる方は、ただ「楽しい」「心地よいこと」ことは何?と自分に聞き続け、出てきたことをするだけでもOkです!鼻歌を歌うでもいいと思います!人って歌を歌いながらネガティブなことを考えるのは絶対にできませんから(笑)自分がやりやすいやり方をぜひ、見つけてみてくださいね。
自分取り扱い専門家
NARUE