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2024-01-26

こんにちは。

美姿勢アドバイザーの田中ひとみです。

 

 

 

 

2024年あけましておめでとうございます。2024年も1月がまもなく終ろうとしています。いかがお過ごしでしょうか。みなさんもご存じの通り、これからは個の時代がさらに進んでいきます。自分自身の感覚をさらに研ぎ澄ませていきましょう。

 

 

感覚とは女性が得意としてる命の性質です。男性は「行動して、行動して」を積み上げていきます。一方で、私たち女性は、「おいしいね、かわいいね」を感じていくだけで、人生・命が創造されていきます。そこに「なんで?」を追求するのが男性です。その「なんで?」にフォーカスしないで、ただ「おいしいね、かわいいね」の感じることの営みが命を創っていきます。そのことも踏まえて、今回のワークでも、自分のからだの感覚・肉体をしっかり感じていきましょう。

 

 

触れる 触覚で認識する

では今回も集中して体に潜っていきましょう。楽なポジションを取ってください。仰向けで寝転がっても、ソファーにもたれかかってもいいです。【感じる】をしっかりやっていきます。それでは、ふーっとため息をつきます。

 

 

掌で全身軽く触れながら、手の触覚を利用して、手の触覚と脳みそを繋げていきましょう。ただ<私がここにいる>だけでなくて触覚の機能を使い、脳で私のからだを感じとっていきます。このボディーワークにおいて、<捉えていく・認識していくこと>は非常に大事です。

 

 

触っていて「なにか気になるな」と感じることはありませんか?手で触れて、触覚で捉えます。触覚で捉えるのと、頭で捉えるのは違います。頭で「お腹痛いな、肩痛いな」ではなく、頭を空っぽにして、掌を使って触れることで認識していきます。日常生活の中でわざわざこのような時間をとることはないと思いますが、このワーク自体、長時間しなくていいです。触れることに、フォーカスしていきましょう。触れていて「なにか気になるな」と思うところで手が止まると思います。これを脳に認識させています。

 

 

私たちの意識である脳みそや心臓、眼で見る視覚はからだの上の方に位置しています。ここから、一番遠いのが足の先、つま先です。遠いから手で触れる(寝ていてやりにくかった座ってやっても大丈夫です)ことによって、いつも認識している【自分の脚・足の先】の状態と、触れることによる認識の違いは大きいはずです。実際に触ってみると、「硬いな」と思ったり、ゆらゆら揺らしたいなが出てくるのではないでしょうか。ここの時間、自分の体を認識することで、これからやるワークの効果が全然変わってきます。

 

 

どこが気になりましたか?わたしは、右足の足の裏が硬くなっているのが気になりました。

 

 

仙骨を感じる

では、マットの上に仰向けで寝て、仙骨を感じいきましょう。ふーっとため息をつき、少しづつ動いていきます。膝を立てて、足は骨盤幅で置きます。今の骨盤や仙骨の重たさ、左右差はどんな感じでしょうか?ワークを繰り返し行っていると、初めのころよりは【私のからだ】に対して敏感に感じるようになってきたのではないでしょうか。

 

 

 

 

動かす 膝を右左に揺らす

とても小さなこと、繊細な動きから始めます。膝を始点にして、膝を右左に揺らしていきましょう。足の裏、母指球(親指の付け根)、小指球(小指の付け根)、かかとの中心3点はついたままで、骨盤は動かしません。骨盤はそのままにして、膝を倒すことでついていかないようにしましょう。膝のお皿は天井を向いている状態で、ぺたっと倒す必要はないです。骨盤も膝の動きによってつられて動きません。足と骨盤はそのまま固定した範囲で、膝を右左に動かしましょう。

 

 

 

 

この動きのゴールは、

 

 

骨盤と足裏3点はついたままで動かない

固定があるまま

膝を倒す範囲が広ければ、広いのがGOOD

 

 

例えば、膝を右に動かすと右足の母指球・親指が浮いてくるかもしれません。この膝の動きの範囲が狭い、骨盤が付いてきちゃう、足裏・親指が浮くという方は硬直気味ということです。例えば、腰からお尻に手を入れて(掌を仙腸関節)に入れて、動きますか?右は感じるが、左が感じないとかあるかもしれません。仙腸関節の部分の筋肉が動くのを感じるのはとてもいいことです。

 

 

では、掌はお尻の下に入れたまま、鼻から息を吸い、足の裏、骨盤をほっておいて、膝を左右に倒してください。同じ動きで、ぱたぱた倒してみてください。これでもなるべく、ついていかないようにします。骨盤・足の裏の母指球を踏んだまま、足と骨盤は動いてもいいので、ゆっくり膝を右に倒していきましょう。どれぐらい付いていきますか?骨盤も母指球も付いていっていいけど、なるべく離れないように、膝を倒していきましょう。

 

 

反対、左に倒しましょう。右に倒していた膝を、ゆっくり鼻から息を吸って、吐いて左にぐーっともっていきます。1mm、2mm、膝を動かしただけで仙腸関節のピリピリを感じたら、からだが連動していて、繋がっているということです。呼吸と共に、左右にゆっくり動かしてワークを続けていきましょう。

 

 

繊細な、潜在的な動きを引き出していく

私たち女性のからだには、本当に繊細な、潜在的な動きを引き出していくのがとても重要です。年を重ねてからも、からだを大きく動かす有酸素運動も、美しいボディーライン作りももちろん大事ですが、その大元となる潜在的な動きを引き出すことで生まれてきます。

 

 

まずは、ワークをして自分の骨盤の状態を知ることです。範囲、ふり幅はどれぐらいあるのか。理想はなるべく動かないことです。母指球が浮く、膝が痛い、太ももが張る、膝にお肉がつくのも、3点を付いた状態でいかに右と左に倒した時に、範囲が広いかに関わっていきます。自分の状態を認識するワークをして、少しでも良い状態にしておきましょう。

 

 

運動は同じ動きをしても効果が出る・出ないがあります。それはちゃんとポイントを押さているか押さえていないかにかかります。ちゃんと、ワーク、エクササイズの意図を抑えて効果のでるやり方で進めていきたいものですね。

 

 

 

美姿勢コンサルタント・ヨガインストラクター

田中ひとみ

この記事のライター

美姿勢コンサルタント

田中ひとみ

ウエスト-20㎝達成受講生さん輩出。骨格のゆがみを整え・コアトレで筋力をつけ・自分を見つめる私らしく生きる【美姿勢オンラインサロン】主催。元JAL CA/LA国際ヨガインストラクター/インストラクター養成講座講師/ビジネスITサポート。3歳2歳年子姉妹ママ
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