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2023-10-03

ALOHA!ハワイ1の手帳好き、ジャーナリング研究家のティオです♪

 

 

 

 

あなたはモヤモヤしたとき、イライラしたとき、その気持ちをどのようにしていますか?友達に話す、忘れるようにする、いつまでも引きずってしまうetc…  ネガティブな感情を持ったあとにどうするかは、人それぞれだと思います。

 

 

だけど、このネガティブ感情を正しく対処をしてあげないと、後々悪化してしまう可能性があります。私は、そのモヤモヤの元がすぐに解決できることであってもなくても、とにかく一度書き出すようにしています。そう、いつもおススメをしているジャーナリングです!

 

 

今日は、ネガティブ感情を書き出すことのメリットについてお話をしていきますね。

 

 

ネガティブ感情=悪 ではない

 

 

ネガティブな気持ちになる時、私たちは少なからず悪影響を受けていますよね。イライラしたり、身体に不快な症状が現れたり。人間関係や健康にも「良い」ものとは言えないネガティブな感情ですが、実はネガティブ感情自体が悪いものではないのです。

 

 

感情は、私たちの内側の状態や外で起きるできごとに対する反応です。感情があることで、私たちは何かが問題だと気付き、対処する機会を得ることができます。

 

 

ネガティブ感情を持つこと自体は悪いことではないですが、それをいつまでも持ち続けてしまったり、無視することでストレスが溜まり、身体的な健康に悪影響を及ぼすことがあります。また、感情を無視する=本当の自分にフタをするということなので、自分にとって優しい選択ができなくなったり、「本当は自分はどうしたいのか?」が分からなくなってしまいます。

 

 

そうなってしまう前に、ぜひ一度、「今のネガティブ感情」を紙に書き出すことを強くおススメしています。

 

 

ネガティブな感情を文字にするメリット

 

 

1. 感情の整理

感情というものは「嬉しい」「悲しい」「イヤだ」など、一言で簡単に表すことができるものではありません。もっと複雑に、得にネガティブな感情は、糸が絡まったようなイメージです。そこでまず感情を文字にすることは、気持ちの整理することができます。

 

 

「なんだかモヤモヤする」「漠然としたモヤモヤ」。

 

 

これらの感情を言葉にすることで、それが何であるかを明確にし、自分自身に対して「あ、私、今こんなこと感じているんだな」と感情を認識し、自分の現在地を知ることができます。

 

 

2. 自分を知る

感情を文字にすることは、自分を知るための第一歩となります。

 

 

「私って、こんなときイライラしてるな」

「私は○○をすると気持ちが落ち着くんだ」

「○○な状況で、いつも似たようなこと思ってる…」

 

 

そんな風に、書き留めているからこその気付きがあります。自分の感情を記すことで、その感情がどのように自分の価値観や信念に影響を与えているかを考えるきっかけになります。これにより、自分自身をより深く理解し、ココロの動きの傾向が見えてきます。

 

 

3. リフレッシュ

感情を文字に託すことは、その感情を外に出すとも言えます。

 

 

あなたも誰かに愚痴や相談をしたあと、少しスッキリした感覚になったことがありませんか?それは「話す」という行為を通じて、自分の気持ちや想いを言語化し、外へと出しているからです。同じように「書く」という行為で感情を解放し、内側にあったモヤモヤを外へと出してあげることができます。

 

 

また言語化をするメリットとして、頭の中を整理できるということがあります。「漠然としたモヤモヤ」や「何だか分からないけど不安」といった感情は、文字通り言語化できていない状態です。人は、分からないものや不確かなものに不安を抱く性質を持っています。気持ちを見える化することで、何に対してネガティブ感情を抱いているのかなど、明確になっていきます。

 

 

4. 次への動きが明確になる

感情を文字にすることは、問題解決や対処策にも役立ちます。感情を書き留めることで、その感情が何に関連しているのか、なぜそれを感じるのかを理解しやすくなります。また、感情を振り返ることで、なぜそう感じていたのか、本当はどうしたかったのかといったことを見つけ出し、「じゃぁ、これからどうしたらいいか」を考えるきっかけになります。

 

 

ネガティブ感情から次の手を打つための一歩としても、書くことはとても効果的なのです!

 

 

さいごに

 

 

このように、ネガティブな感情を文字に託すことにはたくさんのメリットがあります。日記や、手帳に「TO DOリスト」や「○○リスト」を書くことももちろん良いことですが、感情を書き出すことで、自分の思考のクセや、その次にどうしたいかの未来への行動も見えてきます。

 

 

ぜひ、ジャーナリングを習慣化してみてください。ココロの管理もノートでできるようになると、ネガティブ感情と上手に向き合えるようになります。

 

 

私のジャーナリングセッションを受けて下さる方の中で、なかなかネガティブ感情ループから抜け出せないという方は、「ネガティブ感情をすぐにポジティブにしなきゃ」と思いがちな方が多い気がします。私自身も昔、そうでした。「ネガティブ=悪いもの」と思い込んでいたからです。

 

 

ですが本当は、この間に「ネガティブ感情を書き出し、気付き、受け止めたあとで、自分がどうしたいかを考える」というステップが必要になります。

 

 

いきなり全てのステップをサラサラ書き出すことは難しいかもしれませんが、まずは「自分の感情の動きに興味を持つ」ことから始めてみて下さいね!

 

 

それではまた来月♪MAHALO!

 

 

 

 

 

 

ハワイ1の手帳好き、ジャーナリング研究家

ティオ

 

この記事のライター

手帳&ジャーナリング研究家

ティオひろこ

「自分に厳しい頑張り屋さんが、自分にALOHA(愛)を持てる手帳・ノート術」をハワイから発信中。 自身もジャーナリングにより長年のストレスを減らし、薬に頼らず無排卵月経&過敏性腸症候群を克服。 その経験をもとに、ジャーナリングの素晴らしさをハワイの風とともに広げていくことをミッションとし、今日も手帳とノートを書いている。
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