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2023-12-16

こんにちは!

元気に楽しく仕事に行きたい方のための食選び・食生活アドバイザー biobioTOMO 前田ともです。

 

 

 

 

ママであったり、妻でいたり、女性であるあなたに一番に幸せになってもらいたい!あなたが幸せであれば、周りの方々も家族も元氣に生き生きと過ごせると思っています。あなた自身を一番に大切にして欲しい!そう願って発信しています。

 

 

仕事しながらの日々のご飯作りって大変ですよね。でも心身の健康を保ち、いつも楽しく生き生き仕事しながら過ごすには、日々の3食のご飯をどうしていくのかが深く関わっているため、とても大切になってきます。そうなると、どうやって楽に、簡単にご飯作りするのかポイントになってきますよね。

 

 

今は便利で、ネット検索すると、「調理法」のこと、「献立」栄養バランスどうするはよく出てくると思います。ですが、「食材選び」のことはどうすれば良いかって、あまり分からないなって思うことありませんか?

 

 

先ずは、一番よく使う、「調味料」、その選び方を変えていくと、実は特別な技がなくても料理がすごく美味しくなったり、体が整っていったり、外食が多く濃い味に慣れてしまった味覚が正常に戻っていったりということが起きてきたりします。

 

 

どう選んだら良いか、実践編を届けたいと思います。

 

 

 

 

本来の作られ方の調味料

よく使う調味料、お醤油、酢、味噌、料理酒、みりんの共通点はわかりますか?これらの調味料は、本来は、麹(糀)を使って、木桶を用いて、日本の自然な環境の中で時間をかけて発酵させて作られたものになります。実際の発酵の過程では、麹以外にも酵母や乳酸菌など沢山の微生物の働きによって作られていくので、風味、味わい、栄養素どれも非常に豊富なものに出来上がるのです。

 

 

 

 

ですが、最近手に入りやすい調味料のほとんどは、この時間、手間、労力をかけて作られたものがとても少なくなってしまっています。発酵の過程で微生物によって生み出される、風味、味わい、栄養素を、添加物に置き換え、混ぜるだけの様な時短簡単に作れる調味料が沢山売られています。

 

 

しかし、伝統的な本来の作り方で作られた「お醤油」の香り成分は300種類以上といわれています。今の分析技術でわかっているだけでそれだけの種類があります。ちなみに、香りが豊かといわれているワインで70種類といわれています。そして人間が嗅ぎ分けられる香りの種類は100種類といわれています。人がカウント出来ないほどの多種類の香りが本来のお醤油にあるのです。簡単時短の作り方のお醤油で再現は難しいのです。

 

 

味わいもそうです。本来の木桶で作られたお醤油は、「塩味」「旨味」「甘味」「酸味」「苦味」の五源味全て揃っています。だから、色んなお料理を美味しくするのです。

 

 

共通する調味料の選び方の大切なポイント

どの調味料選びにも共通する大切なことがあります。その時々で流行りがあり、どんなに良いよいうものも変わっていったりします。ですが、流行りに左右されない、時代が変わっても、我が子にも伝えられる、ずっと共通する選び方のポイントが3つあります。

 

 

①手首の運動

②自分の舌で感じる感覚

③本来のものを知ること

 

 

①手首の運動は「表ラベル」だけを見るのではなく、クルッと手首を使って返して、必ず「裏ラベル」の「成分表示」と「栄養成分表示」を確認すること。表ラベルは良さそうなことが書いてあります。そこだけしか見ないと、表ラベルの魅力的な表現だけに振り回されてしまいます。ですが、成分表示と栄養成分表示は実際に何が入っているのか、どうやって作られているのかがわかる様になっています。必ず確認して、自分の選ぶ基準に合っているのかジャッジしてみてください。

 

 

②自分の舌で感じる感覚は、調味料を味見してみて、「美味しい!」と感じるものかどうかという感覚を大事にしてください、ということです。いくら栄養成分が良い、原材料に拘っていて素晴らしいといわれても、自分が美味しいと感じられないのなら、使い続けることは難しいですよね。調味料は毎日使うものなので、自分の感覚で美味しいと納得できるものを使うのが良いです。色んな調味料を味見してみるとわかります。本当にそれぞれが違い特徴を持っています。

 

 

③本来のものは、私たちの先祖が試行錯誤しながら、化学分析に頼らず、自分たちの五感で感じたより良いものを求めて進化し続けてきたものです。だから、体に馴染みがよく、これを味わった時の舌で感じる感覚や体に入っていく感覚が違うと感じます。実際に調味料選び講座を何回か行ってきて、一緒にテイスティングをしてきた方、ほとんどの方に共通する感覚です。私たちの祖先が繋いできた本来の調味料は、「シンプルな材料」と「微生物」とこの「日本の環境」と「蔵人達」の共同作業によって生み出されてきたものなのです。時の流れによって磨かれてきたものなのです。

 

 

この3つのポイントを頭に入れて調味料選びをしていただくといいと思います。

 

 

調味料の選び方を変えていくことは未来を変えていくこと

輸出、輸入が盛んで、色んな食材が手に入りやすくなっている今、調味料の材料にも色んな影響が出ています。ほとんどの時短簡単に作られている調味料は海外で農薬を使い、遺伝子組み換え技術により労力の軽減化された作物が主原料のものであり、しかも本来の材料とは少し変わった、すでに加工済みの材料を使っているものがとても多いのです。コロナ禍で輸入がうまく進まなくなった時に感じたと思うのですが、輸入に頼るということは流通が滞った時にはとてもリスクが大きいのです、本来の調味料は日本にある材料で作られていましたが、需要があまりなくなると、その材料も作られにくくなり、将来手に入らなくなってしまいます。

 

 

体に入れた時に、体に染み込むように馴染むのはどちらの材料で作られた調味料なのか?ぜひ試してみて欲しいです。今、私たちがどういった食材を買うかは、これから先の私たち、子ども達の未来をも左右することになっているのです。政治には興味がないとしても、日々の私たちの買い物がこれからに大きく影響しているのです。どんな社会を作るのか、そして、どんな体や心づくりをしていくのか、を考えることは未来に向けてとても大切です。

 

 

前回の血糖値のコラムでもお伝えしましたが、心と体と食は本当に深くつながっています。先ずは調味料選び見直してみませんか。

 

 

今回のコラムはいかがだったでしょうか?美肌や体質改善、これからの病気予防など、ひとつでも皆様のお役に立てましたら嬉しいです。最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

元気に楽しく仕事に行くために食生活改善アドバイザー

biobioTOMO 前田とも

 

この記事のライター

biobioTOMO・元気に楽しく仕事に行きたい方のための食生活改善アドバイザー

前田 とも

元気に仕事して、楽しく過ごせるための食選び、食生活改善しませんか。 日々のごはん、生活習慣のことも自分にあった選び方が大切です。  茨城県在住/アトピー・アレルギー体質ですが食いしん坊
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