2023-08-26

 

こころ脳科学で自分好みの世界を未来から創る
MyWorldクリエイターの村田成恵です。

 

 

暦は秋ですが、残暑厳しくまだまだ夏モードですね。子育て中のご家庭は、夏休みも終わりに近づき親御さんたちはホッとしつつあるのではないでしょうか？（笑）長期休みは家族と過ごす時間が多い分、また帰省などして実家に帰ることもあったりと家族に対していろんな感情が動いた方も多いかと思います。

 

いくつになっても親子の関係性は、解消していないテーマがあれば、自分が子どもの時と同じままの心の反応が、親に対して出やすいものです。

 

親の口癖ややり方についイラっとしたり、「なんでそんな言い方しかできないの！」と悲しくなったり・・。ネガティブな感情も湧きやすいですよね。でも、このネガティブな気持ちや思考って実は、本当に望んでいることの明確化や自分を幸せにしていくためにとっても大事なモノなんです！

 

今回のコラムでは、嫌われがちなネガティブさを上手に使いマインド変換していく
『ネガティブを味方につける』をテーマにお伝えしていきます。

 

 

秘訣１：起きている現実の解釈を変える

 

日常、誰でも不運なことに見舞われたり、トラブルに巻き込まれたり、突然の恋愛のお別れがやってきたりすれば一気にテンションが下がりますよね。そして、焦りや不安という感情に瞬時に巻き込まれていきます。

 

きっとこのような心の状態の時って思考では、「どうしよう～、もうだめだ！」「私は世界一、不幸な人間だ」「もう立ち直れない・・」「お先真っ暗、こんなことが周りに知れたらどうしよう（恥）」といろんなネガティブなセルフトークが脳内に繰り広げられます。

 

脳の仕組みとして、ネガティブな思考にフォーカスすればするほど、脳は証拠集めに不運な現実の情報を集め始めます。起きた出来事に対して「これは人生至上、最悪なことだ！」と捉えてしまえば、その後の展開も”最悪！”なことが雪だるま式に繰り広げられていきます。

 

 

 

 

 

 

では、ここでネガティブなことを味方につけてみましょう♪
秘訣ひとつ目！『解釈＝その出来事の受け取り方』を変えてみる！

 

最初は、心の反応がどうしても優先的になり、引っ張られてしまう人が多いと思いますが、
そんな時は一呼吸です。呼吸をして自分のセルフトークを変換するスペースを作ってみてください。

 

実際に解釈を変えるとはどのようなことか？いくつかの例を挙げてみます。

 

 

 

いかがですか？あなたならどう脳内セリフトークや解釈を変えるか考えてみてください。

 

私の知人の例もご紹介しましょう。

 

Aさんは、結婚後、夫婦二人で外資系のお仕事で常にキャリアの道を進んで来られました。
何度か、転職をしていますが還暦を迎える年齢に近くなってもヘッドハンティングが来るほど仕事運が抜群に高いのです。しかも、今ではあくせく働くことなく、避暑地に理想のセカンドハウスを持ち、大好きな猫ちゃんと趣味を楽しみながら優雅に暮らしています。

 

 

その知人に実際に聞いたのですが、今の仕事がもっとこうだったらいいなとか理想を描いたタイミングで仕事がクビになったことがあったそうです。それなりにお給料もよく普通の人なら、ショックが大きいと思うのですが、Aさんは、クビを言い渡された時すぐさま「ラッキー！」と思ったそうです。休める現実が来たことで、念願の猫を飼うことができ、さらに前職よりお給料がよく条件が理想的なお仕事が舞い込んできたそうです！

 

 

やはり豊かにお金持ちになっている人の脳内は、起きた出来事をすべて自分の心地よい解釈に変えていたのです。その知人も今まで、何かネガティブな出来事に対してすべてラッキー！と思ってきたんだよねと話していました。

 

 

”解釈を変えるゲーム”のように日頃から小さなできごとに対して練習していると、
え～！と思うできごとがやってきても、不運なループからいち早く抜け出すことができます。
知人のように、ラッキー解釈をし続けることで、その後も芋づる式にラッキーな道筋を自分で創っていくことができるのです。

 

 

秘訣２：ネガティブな思考や感情は本音を知る宝物

 

何か上手くいかない時やなかなか叶わない時、感情としてネガティブなことが湧き上がってきますよね。感情がネガティブなものだと、思考も必然的に否定的になっています。

 

例えば、個人事業をしている人であれば仕事の準備をめちゃくちゃ頑張ったのに、お客さんが一人しか来なくて売り上げは最低ラインだった。その結果、「私はやっぱり仕事ができないんだ」「売り上げこれだけ・・」と落ち込んだり「なんでお客様がこんなに頑張ったのに来ないの！」と腹が立ったりするかもしれません。

 

秘訣二つ目として、こんなネガティブな感情や思考から自分の本当に叶えたい本音（ピュアwish）を探ってみましょう。

 

 

 

腹が立っている感情からはどんな本音が隠れているでしょうか？

 

 

ネガティブな感情は、「本当はこうしたかった」「こうしたくなかった」という本音の宝庫なんです！ネガティブな部分をスルーしてポジティブな感情になっていなければ！と頑張ってしまうと、無意識に外側の他者の軸に合わせ続けてしまったり、本音を押し込めてそのうちドッカ～ンと感情が爆発して余計に辛い現実になりがちです。

 

ネガティブな感情や思考に気付き、感じていた気持ちや本音がわかったら誰かに認めてもらおうとするのではなく、自分で「そうだったんだね」とただ自分自身をまるっと受け入れてみてください。

 

そして、思う通りではなかった・・・という”ないない”思考から、一人でもお客様がいる！売り上げが1円でもあったという『○○はある！』という事実をみる練習をしていくと脳が『ある』現実の情報をどんどん現実に見せていってくれます。

 

 

 

 

ネガティブな感情を持つのが嫌！こんな感情は持ってはダメだというマインドで、感じないようにしがちですが、「よし！ネガティブな感情がきた～♡」「さぁ、どんな本音のお宝が眠っているかな？！」と秘訣１の解釈を変えていくことでネガティブ感情も味方になります。

 

そして、次のステップとして、じゃあ自分はどうしたいんだろう？と聞いてみてください。

＜例＞

■本当は、どんなビジネススタイルが心地いいと思っているのか？
■どれくらいのペースでの仕事がしたいのか？
■どれくらいの収入が本当は欲しいと思っているのか？
■提供したいことが本当は違った・・・
■こんなお客様に来て欲しかった　など

 

こんな風に自分好みの心地いいビジネススタイルの本音を見つけ出していくことができます。
そして、本音に沿ったビジネスになるほど、望んでいる収入もきっと必然とやってきます。

秘訣３：ネガティブな自分をまるっと受け入れる

 

秘訣2では、ネガティブな感情や思考を持ってはダメとしがちとお伝えしましたが、もう一つ大切なポイントとしては、ネガティブな性格の自分自身を否定していることも結構あるのです。

 

長続きしない自分はダメだとかすぐに不安になる私、心配性の私、怒りっぽい私に対して自分を責めてしまうことで叶える原動力であるエフィカシーがどんどん落ちていきます。どんな自分であろうと自分の存在を受け入れることなく、世間が言ういい人になろうとしても余計に苦しくなるだけです。ちなみにここで言うエフィカシーとは、気分が上がる・自己信頼や自信を持っている状態・どんな自分も受け入れる力を持っている状態のことです。

 

「○○な私はダメ！変えなくちゃ！」というマインドに気付いたら、「こんな私も私だよね」と
ネガティブに感じたことを受け入れながら、「こんな私も人間らしくて最高！」という思考回路に繋げてみましょう！

 

どんなに完璧な人に見えても、人間である以上いつもポジティブの側面だけで生きている人はいません。マイナスな部分とプラスな部分が合わさって初めてニュートラルな自分（ありのままの自分）でいられるのです。

 

自分の存在を受け入れるということも、解釈を変えることに近いのでぜひ今日からネガティブな感情、出来事、自分自身が出てきたら「よっしゃ～！人生の可能性がさらに広がるチャンス到来！」とガッツポーズで喜んでみてください♪

 

 

 

 

 

 

ガッツポーズをしている時点で、すでにネガティブなことは考えられないはずですから（笑）身体と心は連動しています。万歳しながら、上を向きながら、歌を歌いながら、ネガティブなマインドを生み出すことはできません。ほんと！？と思った人はぜひお試しくださいね。

 

ネガティブな人ほど、可能性が広がるお宝の宝庫の持ち主ですから、どんな宝が出てくるか楽しみですね！ではまた次回。

 

 

 

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