2021-10-28
みんなの笑顔が見たいから、誰も取り残されない社会を作りたい。
自分を信じ、今を生きる力を育むサポートがしたい!と、会社員を卒業してライフコーチの道へと進んだみつはしさん。
会社員を卒業してライフコーチとして独立するのに怖さはなかったのか、そして夫婦で働き方を変えるにあたって懸念材料はなかったのか。
今までの働き方から大きく方向転換をした、まさに「働き方を変えた人たち」
みつはしさんはどう働き方を変えたのか、詳しくインタビューさせていただきました。
動画でもインタビュー撮影をしております。
動画で見たい!という方はこちらをクリックしてお進みください。
なぜ今の仕事にたどり着きましたか?
みつはしさん(以下みつはし):
2016年の9月末で会社を退職し、11月に開業届を出したので、今活動としては5年目になります。
それ以前は会社員をしておりまして、クレジットカード会社に勤めていました。
一番上の子が0歳の時に保育園に預けながら、最初は派遣社員として入社しました。
いろんな経緯があって一度退職しているのですが、ありがたいことに「戻ってきてほしい」と言ってくれ、第2子を生後3ヶ月で保育園に預け、職場復帰をしました。
そこから昇進テストなども受け、正社員になり、最終的には「主任」と言う立場まで任せていただき、約14年間、コールセンターで働いていました。
そこから今の仕事で独立するんですが、その理由もいろいろありまして。
もともと家庭環境が複雑だった、と言うこともありましたし、両親が離婚している、と言うこともあるので、自分が自分の存在を認められずに生きてきたんです。
自分の存在に価値を見出せずに、生まれてきた意味もわからず、これから何がしたいかすらもわかりませんでした。
30年以上も自分探しをしてきたんです。
今からちょうど10年前の37歳の時に震災があって、あれが一つの大きなきっかけだったんです。
私子供が3人いますが、実は再婚しておりまして、2011年のあの時期というのはちょうど前の旦那さんとの関係がうまくいっていない時でした。
なので、ほぼワンオペ状態で日々生活していたんですが、その当時長男が小学校2年生、次男が保育園の年長の時だったのですが、震災が起きた時というのは被災地の方に向けてカードの問い合わせなどの特設デスクができるんですが、そんな状況なので、休めないんです。
一緒に働いていたパートさんとかも、お子さんを抱えながら働いていた人が多かったので、仕事にも来れない人もいたし、本当にパニック状態でした。
テレビをつければ被災地の悲惨な様子があったり、余震があったり、そんな状況を目の当たりにしていると「こんな簡単に当たり前の毎日って失われるんだ」ということを痛感しました。
今まではあるはずだった建物がなくなり、そして命さえも無くなっていく。そんなことが起こっているんだ、と思うと余裕がなかったように思います。
余震が続く中、いつでも2人の子供を守って逃げられるように準備していましたし、精神的にも張り詰めていました。
当たり前のことがいとも簡単に崩れてしまう。じゃあ明日が当たり前に来ると限らないとしたら、私は本当はどうやって生きたいんだろう?というのを考えたんです。
中村:
あの時期はそう考えた人も多かったと思います。
みつはし:
このままで本当にいいのかな?と思った時に、このままじゃ嫌だ、と思いました。
ずっと生きづらさを感じていたし、何がしたいかもわからない。自分の人生なのに自分のことがこんなにわからなくて、この状況もうやめたい!と思ったんです。
とはいえ、じゃあどうしたらいいの?がわからなくて、そんな時に尊敬する会社の先輩が震災をきっかけに会社を退職して、コーチとして独立したというのを聞いたんです。
この先輩が2年間つけていたコーチが、私に初めてコーチングを教えてくれた人だったんです。
たまたまそのお二人がセミナーを開催するということで、本当は行ってみたかったんですけど、行くのにまだまだハードルが高くて。
自己啓発本もたくさん出ているけど、読んでも実際じゃあどうやって?がわからなかったりすることもあるじゃないですか。
なので、その先輩が独立したということを応援する意味でも、セミナーに参加するというめちゃくちゃ当時ハードルが高いと思っていたのですが、参加してみました。
実際に参加してワークをしたり交流をしているうちに、パラダイムシフトというか、捉え方、視点が変わる瞬間があって。
ここに私が何十年も探している答えがあるのではないか?と思い、情報は取り続けていました。
そうしたらその先輩が、ライフコーチ養成講座をスタートしたいということを見かけて「これかもしれない!」と思ってスタートしました。
中村:
そこに行く決断をしてよかったですよね!
みつはし:
いや、本当に行ってよかったです。先日、ちょうど情報の断捨離をしていたらその10年前のメールを見つけまして、それが会社の先輩に宛てたメールだったんですが、その時の私はめちゃくちゃ迷っていました。
でもあの時の自分がいなければ、今の自分はいないです。
そこに踏み出した気かっけというのは、実は子供達なんです。
その当時、離婚寸前だったんですけど、小学生の子供たちのことを考えるとお金なんていくらあっても足りないというか、あればあるだけいいじゃないですか。
なので、自分のために何十万というお金を使うことを、ためらっていました。それまでも自分のやりたいことはわからないので、自分のためにお金をかけてきた経験がないんですよね。
なので、諦める言い訳というか、選択はたくさん出てくるんです。実際に、そういう方も多いと思います。
子供のためにはお金を使えるけど、自分のためには使えない・・・
中村:
それはあるかもしれませんね、自己犠牲というか。子供たちにかけてあげたほうが当然いいし、私が我慢すれば、と思っているお母さんたちは多いかもしれません。
子供たちが教えてくれた大切なこと
みつはし:
そういう風に「無意識的にも」思っている人多いと思います。でも、諦めきれずに今度は「できる理由」を考え始めたんです。
今までやらずに諦めてきたことを、諦めない、そしてやりたいことをやってみたい!という気持ちが強くなり、子供たちに聞いてみたんです。
「お母さん、やりたいことがあるんだよね」
って言ったら、子供達がまさか
「お母さん、やりたいことはやったほうがいいよ!」と言ってくれたんです。
今までやりたいことができなかった人生だから「やりたいことってやっていいんだ!」って思えて。
中村:
まさかお子さんにそう言われるとは・・・という感じだったのではないですか?
みつはし:
まさにそうですね。その一言に背中を押してもらい、文字通り飛び込みました。
もちろんすぐにコーチとして働く、ということではなかったです。
離婚があったり、そのことでバタバタしていたりして、そしてその数年後に再婚したり、ということもあったり、なかなか合格がもらえなくて試験を何回も受けたり(笑)ということもあったんです。
そして無事合格して、2016年に会社を辞めて、独立することにしました。
中村:
会社を辞めるときに怖さはなかったですか?
みつはし:
それは勇気はいりました。でも、タイミング的にちょうど3人目を妊娠して出産した時期でもあり、初めて家にいて上の子二人を自宅で「おかえり〜!」って迎えてあげる生活をしたんです。
そこでスイッチが入ったというか、満たされたんでしょうね、その環境に。
その勢いで私まだまだやりたいこといっぱいあるじゃん!と思って。残りの人生のことを考えたらもうスタートしなきゃ!と思えたので、ようやくライフコーチとしての活動をスタートさせることができました。
中村:
その間ももちろん、大変なこともあったと思います。集客だったりとか、一人でやるって全部自分でやらなければいけないので。
実際に今ライフコーチとして活動されていて、さらに今は中高生の講演活動もされているわけですよね?
そのきっかけは何だったんですか?なぜ中高生向けだったんでしょう?
若者にこそ自分の人生を考える気かっけを持って欲しい
みつはし:
もともと学生を応援したいな、という気持ちは漠然と持っていて、自分自身も誰にも言えない悩みを抱えていた幼少期を過ごしていたからだと思うのですが。
でもその頃はようやくコーチとしてのお仕事も安定してきていて、別にこのままでも問題なかったのですが・・・
ある時ふと、これって必要な人に本当に届いているのかな?と思う時がありました。お客様からはありがたいことにお金をいただいて、コーチという仕事ができてますが、本当にこういった情報を知りたい人というのは、そもそも知らなかったり、家でこもっていたり、受けたくて受けられない人たちもいるのでは、と思ったんです。
じゃあどうやってそれが実現できるんだろう?と考えたときに、誰もが必ず通過する場所でやったらいいんじゃない?と、それが「教育現場」だったんです。
中村:
そうですね、誰もが特別な事情がない限り、通過する場所ですからね。
みつはし:
そうなんです。私がその場に行くことで、コーチングのことを知らない人にも出会える。
コーチングはあくまでも手段ですが、私が話すことによって普段彼らが考えていることが思い込みであったりとか、そうじゃないことたくさんあるよ、ということを伝えたかったんです。
コーチングをするとある意味今いる世界も「自分で選んできた」「自分で決めてきた」ということにも気づけるんですよね。
そうすることでもっと彼らの世界が広がるんじゃないかと思いました。
どこかで依存しているんですよね。依存ていい依存もありますが、そうでない依存もあって。そしてその依存から起きることが、いじめだったり虐待とかとかですね。
いじめる側も、いじめることで自分を保っているんですよね。そうじゃなければ、自分でいられない理由があるんです。それも、ある意味依存ですよね。
それを、どうやったら無くせるのかな?と思ったときに、コーチングを通して自分を大切にすることを教育の場で伝えることができたら変わるんじゃないかって思いました。それが中高生向けにやろうと思った気かっけです。
中村:
でも、やりたい!と思っても、学校側に選んでもらうのは、難しくなかったですか?
みつはし:
PTAもやっていたので、そういった繋がりもありました。そこから少しずつ売り込んでというか(笑)ご紹介いただいた校長先生とお話しさせてもらったりしていた最中のコロナ禍でした。
そんな中でしたが、訪問したうちの一つの学校で、講演させてもらうことになったのですが、残念ながらコロナで中止になり・・・
でもやっぱり諦められなくて色々と提案してみたのですが(オンライン開催とか)、まだその頃は教育現場でもオンライン授業が取り入れられてなかった時だったので、思ったように進まず。
でも、そんな中でも年末に、とある学校の保護者会の前に30分時間をもらって、できることになりました。
実はその前にも、私のメルマガを読んでくださっていた保護者さんが、ご自身のお子さんにそのメルマガを時々見せていたそうなんです。
そしたらそのお子さんが、自分の学校の先生に「みつはしさんを呼んでほしい!」と伝え、東京都の公立の学校での公演が実現しました。
これが私にとってもものすごく大きなきっかけでした。
中村:
思いもよらぬところからの公演依頼でしたね!だいたいこういったケースって、私たちの方から企業なり行政なりに資料を持ち込んでお願いするケースが多いと思いますが、当事者のお子さんからの発信で決まったわけですよね。
みつはし:
先日も中学校の授業でお話しさせていただきましたし、その少し前は高校の先生にもお話しさせていただきました。
高校に訪問した時も、お子さん達からのアンケートを取ったのですが、そこにはその子達の赤裸々な悩みがそのまま現れているんです。
それを先生達にも共有して、大人達が何ができるのか、を一緒に考える、ということもしました。
中村:
私が学生の時もそうですが、こういう機会ってなかったですよね。いじめとかもあったと思います。そして、勉強以外の機会で、自分の人生について考える、という場があったかといえば、なかったかな・・・と思います。
みつはし:
道徳の授業とかはありましたけど、またそれはちょっと違うんですよね。
中村:
将来のことを考える機会といえば、受験どうする?くらいだったんじゃないでしょうか。
みつはし:
受験もそうですよね。受験するけど、では何のためにその学校に行きたいのか?というところが抜けてしまう。
中村:
結局、行けるところとかで選んでしまったりするんですよね。
みつはし:
そうですよね。私も聞いたことないな、と思いました。そこは、自分でも問い続けないといけない部分だと思います。
先日伺った学校でも「自分を大切にしよう」というけれど、じゃあ何ができたら「自分を大切にした」になるのか。そしてそういった問いをかけると、答えられない子が多いです。
中村:
でもそうですよね、今まで聞かれたことがないわけですから。
みつはし:
答えがない問いは答えにくいですよね。答えがあるものの方が、答えやすいと思います。
ただ、答えがなんとなくわかっている子もいるんですけど、それが正解かどうかを気にしてしまう子もいるんですよね。答えはあるけど、書いていいか迷う、という子もいたりするんです。
こうやって問い続けていけば、大人になっても自分の気持ちを優先して考えられるようになっていくと思うんです。
中村:
そうですよね、そういうことがあるから、今の活動を頑張れる、という感じですよね、きっと。
みつはし:
そうですね、感想とかもらうと嬉しいですし、やりたいとも思うんですけど、もはややりたいというより「やらねば」という感情に近いと思います。使命感に近いと思います。
中村:
やらなければいけないと思う理由はありますか?
みつはし:
感想を学年通信などで学校からいただくと、そこからは「悲痛な叫び」が聞こえてくるんです。同じようなことで悩んでいたり、しんどい思いをしている子たちがいるんですけど、それは私が最初に子供たちに対して自分の生い立ちなどを自己開示しているからだと思うんです。
家庭環境のこととかって、あまりお友達に話すことってないですよね。だから比べることもないし、何が普通で普通じゃない、とかがわからないんだと思います。
今、ヤングケアラーが見つからない、というお声もいただくんですが、それは子供達が悩みをどう発信したらいいのかがわかってないからだと思います。
さらにいうと、私が発信することによって、子供たちも自分の悩みに気づき、助けを求めることができるようになると思うんです。
そうすると、ここに救える命がたくさんあるんじゃないかって思います。実際に、感想の中で「何回も死にたいと思った」と書かれていることもあるんです。
私が行っている活動はいいものだ、と思っていましたが、実際に訪問して子供たちに触れてみると、こんなに困っている子が多いんだ、と思ったら・・・講演活動をしないという選択はないですよね。
中村:
ちょっと比べる対象が違うかもしれませんが、会社員で仕事をしていた時とは、全く違う使命感ですね。
みつはし:
そうです。そもそも私は起業したいという願望はなかったんですけど、会社員の方が楽だと思ってましたし。
結果として自分がやりたいこと、大切にしたいことを大切にすると考えた時に、会社は会社のビジョンがある中でそれに沿って仕事をしていくので、そうじゃないと組織がうまくいかなくなってしまうので。
その中でじゃあ自分のやりたいこと、実現したいことを叶えるのであれば、会社員ではできないんですよね。なのでじゃあ・・・起業しようか・・・となりました。
自分だけだと、自分で決められますが、責任もセットなので、大変なことはありますが。
中村:
色々ある中でも、今の働き方を選んでよかったな、と思いますか?
みつはし:
思います。信じてやってきたらこんな未来があるんだ、という感じです。
中村:
こんな未来、というのは・・・?
みつはし:
そうですね、子供優先で考えられたりしますし。
起業して変わったのが、会社員時代ももちろん子供のことを考えていましたが、働いている中で子供の行事ごとを全て優先するというのは難しかったんですよね。
でも起業するとある程度スケジュールは自分の自由になるので、毎年4月に子供が年間行事の予定を持って帰ってくると、3人分を並べて年間の手帳に全て書き込むんです。
そうすると「大事なものを大事にしている私」ということも実感できます。完全に自己満足なのですが(笑)
学校の役員とかも引き受けることができる。と言っても、今はその役員を主人がやっているんですが(笑)
ご主人が会社を辞めて家族をサポートする側に
中村:
そうでしたよね、今ご主人は会社を辞めているんでしたよね。これってすごく大きな決断ではなかったですか?
多くの家庭が旦那さんが働き、奥さんの方が子供との都合をつけるため、など様々な理由で働き方を変えている人が多い中、立場逆転ということですよね。めずらしい、と言われませんか?なぜその決断ができましたか?
みつはし:
はい、めずらしいと言われます。この決断に至った経緯としては、一つはやはりコロナの影響が大きかったと思います。
主人は営業職だったので、いろんな影響で営業禁止になって家にいることが多くなったんです。一方で私はオンラインでも開講できるという強みがあるので、私の方が仕事が忙しくなってしまったんです。そこでいわゆる主婦業が主夫業になることが起きたのですよね。
もともと私はどちらかといえば「男性脳」の方が強かったと思うんです。でも主人は私と反対で細かくて家事も好きで、ご飯を作るのも得意。
ちょうどコロナで時間のある、ない、も逆転しましたし、主人の方がご飯を作るのも得意。(私も作れますが、得意ではないと思っています)
そして去年1年間の中で、自然と役割が分かれていった、というのも一つのきっかけですね。
中村:
旦那さんにそれを提案した、という感じですか?それとも、旦那さんの方から提案されましたか?
みつはし:
主人も仕事のことは考えていたと思います。営業職も、自分が決めてやってきたことだったのですが、そこにいろんな環境のこともあり時間を注げなくなってきたというのは考えることがあったみたいです。
そして仕事に対してどうしよう、と悩む部分もあったと思います。
以前彼は出張の多い仕事というのもあったり、そして必ず転勤がある会社だったんですよね。出張となると家族といる時間も少なくなりますし、さらに転勤となると、うちは上の子たちが大きいので仮に転勤になったとしてもついていくという選択肢がないんですよね。
それでますます「家族と離れてはダメだ」ではないですけど、そう思うようになったようで、そのタイミングでコロナになり、自宅にいることが増えて、ありがたいことに私は仕事が忙しくなり・・・
主人も私の仕事のことを全面的に応援してくれているので、それだったら自分が家庭に入って、というか私の仕事のサポートをして生活してみよう!となりました。最後はもう勢いだったと思います。
中村:
では二人で考えて、いい方の選択を取っていった結果、今のスタイルになった、ということですね。
みつはし:
そうだと思います。中途半端にこの先どうしよう、ということを考えるのではなく、決めることでお互い気持ちよく仕事ができますし。
中村:
そうですね、私自身も実は2011年の震災の年に色々考えさせられて、それで新たなチャレンジを始めた年でした。
そしてコロナになって、夫婦での働き方、どういう風にしたいのか、を改めて考えることが増えたんです。
きっと、これを読んでくださっている方の中にも、こういった出来事を気かっけに色々考えて何か変えたい、変わりたい、と思っている人も多いんじゃないかと思います。
この仕事ができて本当に幸せ、と思わせてくれるコーチという働き方
中村:
子供ができると、またそれはそれで自分の考え方も変わってきますよね。この子がどうしたら自分のやりたいことができるようになるのか、選択の幅が広がるのか、というのを考えたりしますよね。
だからみつはしさんのようなコーチに触れる機会がたくさんあると、また子供たちの人生は学校で学ぶことのほかにも、自分のことについてたくさん考えられる、いい機会になるのではないでしょうか。
でも、一人では足りないですよね。今はライフコーチを養成する側にも回っているのですか?
みつはし:
そうですね、今は養成というよりも、コーチングを学んだ人が「学んだ」状態で終わっている人が多いんです。何からスタートしたらいいのか、がわからない状態の人が多いんです。
でもみんな色々な理由があってコーチングを学んでいるはずなので、その人たちが進みたい道に進んでもらうような取り組みをしたいと思っています。
需要はあるはずなので、コーチの人たちがもっともっと活躍できるような環境を用意するようにしていきたいです。そうしたら、そのコーチのクライアントにまで伝播していきますので、そこを目指したいと思います!
中村:
そうですよね、本当に何かこうやって立ち止まることがあった時に、自分だけで考えようとすると、今までの経験や知識から判断しがちになってしまって、枠に収まってしまうというのはよくあることだと思います。
みつはし:
経験してないことは怖いですよね、でもその外に答えがあることが多いです。経験したことのないことは、怖いと思っている人も多いと思いますが、またそれが実は「妄想」だったりしますしね。
中村:
今までお話を聞かせてもらってきて、本当に働き方がガラッと変わりましたよね。この10年間で。
こういうのはでも今日やって明日変化するものではないじゃないですか。でも、こうやって振り返ってみると、この10年でああだったな、こうだったな、と自分自身の成長を感じますよね。
今日お話を聞いて、今人生変えたい!と思っている人も、あせらないでほしいなと思いました。
みつはし:
そうなんです。冒頭にもお話ししましたが、10年前のメールを見つけて、それをコーチ仲間やメルマガでシェアしたんですけど、その反響もすごかったです。
今の私だけをみると、順調だな、と思っている人が多いと思うのですが、ある日突然こうなったわけではないんですよね。今までの積み重ねがあったから、今がある。
だから、起業も、働き方を変えるのも、特別な人だけができることだと思わないでほしいです。
特別な人だけができるのではなく、誰でも一つ一つ積み重ねていったら絶対できるようになるはずです。
積み重ねてきている最中は、きっといろんなことがあると思いますが、数年経って振り返ってみたときに、逆に自信にもなるはずです。
中村:
こうやって「今が一番いい」と言える状況なのは、今まで諦めずに進んできたからだと思います。
今日みつはしさんのお話を聞かせてもらったことで、多くの人が「こんな道もあるんだ!」「旦那さんが会社を辞めるという選択肢もあるんだ!」と、気づいてもらうきっかけになれば、嬉しいな、と思います。
みつはしさんの熱い想いの詰まったHPやメールレターもご紹介させていただきますので、気になる方は是非登録してみてください。
本日は長い時間ありがとうございました!
みつはしあきこHPはこちらから
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