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2023-12-14

こんにちは。

栄養士カウンセラーの秋吉香里です。

 

 

 

 

新年を迎えるこの季節、美味しい料理や楽しいイベントが待っていますが、心配なのは年末年始による体重増加ですよね。特にお酒は、そのカロリーが気になるところ。

 

 

「美味しいお酒を楽しみつつ、年末年始の太りにくいアルコールの飲み方があれば・・・」そんなふうに思っているあなたのヒントになれば幸いです。

 

 

関連記事:  年末年始、ご馳走を食べながら体重をコントロールする方法

 

 

お酒とダイエットのバランス:おすすめと避けるべき飲み物

ダイエット中におすすめの飲み物と、避けるべき飲み物について考えてみましょう。多くの人が「おいしいお酒を我慢できない」と感じていませんか?ダイエット中に完全にお酒を絶つ必要はありません。ただし、飲み方を工夫することが鍵となります。

 

 

このコラムでは、ダイエット中でも安心して楽しめるお酒と、控えた方が良いお酒に焦点を当てます。また、お酒を楽しむ際のポイントについても解説します。理想の体型を手に入れながらお酒を楽しみたい方は、ぜひご一読ください。

 

 

お酒を飲むと太るのはなぜ?

最初に考えるべきは、お酒が体重増加に関係する理由です。以下に挙げた3つのポイントに注目しましょう。

 

1,お酒を飲むと代謝が落ちる。

お酒を摂ると、肝臓でのアルコール分解が優先されて代謝が低下します。これにより、代謝できなかったエネルギーは脂肪として蓄積されることがあります。

 

2,余った糖質が体内に脂肪として蓄えられる

お酒を選ぶ際には、お酒に含まれる糖質量にも注意が必要です。糖質が多いお酒を摂りすぎると、糖質が脂肪として蓄えられる可能性が高まります。

 

3,お酒によって食が進み、過剰にカロリー摂取してしまう

お酒を摂ると食欲が増進するため、ついつい過剰なカロリーを摂りがちです。飲み物だけでなく、食事やおつまみの量にも気を付ける必要があります。

 

 

参考:アルコールとメタボリックシンドローム(厚生労働省e-ヘルスネット)

 

 

どんなお酒が太りやすい?

太りやすいお酒として挙げられるのは、原材料に糖質が含まれているものや、砂糖が多く含まれているものです。以下にその一例を挙げます。

 

 

1. ビール

糖質が多く、アルコール度数が低め。特にクラフトビールや濃い味わいのビールはカロリーが高い傾向があります。

 

 

ビールの写真

 

 

2. カクテル

カクテルにはシロップや果汁、リキュールなどが多く使われるため、糖分が高い。例えば、マイタイやピニャコラーダなど。

 

 

カクテルの写真

 

 

3. 甘口ワイン

糖質が多く、アルコール度数が低いワイン。デザートワインや甘口の赤ワインなど。

 

 

甘口ワイン

 

 

4. リキュール

甘味があり、アルコール度数も高い。例えば、カフェリキュールやクリームリキュール。

 

 

リキュール

 

 

5. 梅酒

砂糖が多く含まれ、アルコール度数が低め。

 

 

うめ酒

 

 

6. マッコリ
米や麦から作られる韓国の米酒で、砂糖が多く含まれています

 

 

マッコリ

 

 

これらのお酒は、糖質やアルコール度数が高いため、摂り過ぎには注意が必要です。

 

 

ダイエット中に選びたいおすすめのお酒

ダイエット中にも楽しめるお酒があります。以下はその一例です。

 

 

1. ウォッカ

アルコール度数が高く、ほとんど糖分が含まれていないため、低カロリー。

 

 

ウォッカ

 

 

2. ジン

ウォッカと同様、アルコール度数が高く、糖分が少ない。

 

 

ジン

 

 

3. ライトビール

通常のビールよりもアルコール度数が低く、カロリーも比較的控えめ。

※「ライトビール」は、アメリカで肥満が問題視される中で、従来のビールより比重を低めにする製法をすることにより発明されたカロリーを抑えたビール

 

 

 

 

4. ドライワイン

残留糖分が4g/ℓ未満の糖分が少ないワイン。特に白ワインやシャンパンのドライバージョンがおすすめ。

 

 

 

 

5. 焼酎

焼酎は糖質が少なく、アルコール度数も高め。

 

 

 

 

6. ハイボール

ウイスキーや焼酎を使用したハイボールは低カロリー。

 

 

 

 

7. 生レモンサワー

レモンのさわやかな風味で糖分が控えめな場合もあります。

 

 

 

 

基本的には、蒸留酒がダイエット向きとされます。

 

 

ダイエット中のお酒の飲み方

ダイエット中でもお酒を楽しむためには、適切な飲み方が重要です。以下のポイントを抑えておくと良いでしょう。

 

 

◉お酒に含まれている糖質量に気を付ける。

◉カクテルやハイボール、サワーなどの割りものには、シロップやジュースなど砂糖が多く含まれるものもあるので気を付ける。

◉おつまみは糖質(炭水化物類)や脂質(揚げ物類)を控え、たんぱく質(魚、豆腐、肉を焼いたり、蒸したりしてあるもの)を摂る。

◉お酒と一緒に水を飲む。

◉お酒を摂ったらビタミンやミネラルを摂取する(野菜類、海藻類、きのこ類)。

◉大量に飲まない。

 

 

これらの注意点を守りながら、お酒を楽しむことで、ダイエットも成功させることができます。年末年始はお酒の種類や飲み方を工夫して、理想の体型維持を目指しましょう。

 

 

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お風呂タイムを利用して脂肪燃焼

 

 

 

 

栄養士カウンセラー

秋吉 香里

この記事のライター

森 絵理

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